初めて推したバンドが解散した。
2月26日、WEAVERのラストライブ。
人生で初めて、ここまで好きになったバンドが解散した。
自分の感情は、静かに、波打たず、でもどこかぽっかり穴が空いたような状態。
普通の日常が過ぎているけど、感情の天秤はずっと悲しみの方に傾いている。
けどやっと、少しずつではあるが、消化できている気がするので。文字に起こしてみようと思う。
これまでも、アーティストやバンドを好きになったことはあったけど、こんなにも心地よくて、沁みる音楽はWEAVERが初めてだった。
ライブ前は外でイヤホンを付けてWEAVERの音楽を聴けていたが、
今はまだ、外でWEAVERの音楽が聴けない。
解散してほしくない、という気持ちは少なからずあったが、
でもそれ以上に、メンバーそれぞれが幸せな人生を生きてほしい。
過去のライブ映像を見てると、すごく楽しそうに演奏している3人の表情があって、それを見るとどうしようも無く泣けてくる。
幸せに生きていて欲しいよ。
ちなみに最後のライブ、本当に全てが綺麗だった。
私は2階席中央当たりから見てたのだけれど、照明の演出が、WEAVERらしくて。
反響する音楽、声が綺麗で。
今日一日楽しく終わろうってしてくれてる3人の姿があった。
この日のことを、一生覚えておきたいし、
自分の目で見た景色を録画できるならしたいと思った。
3人から生み出される音楽、生で音を聴ける機会は無くなってしまったけど、
WEAVERの音楽は一生聴き続けたいし、広まり続けて欲しいな。
Vo.&Pf.の杉くんがインスタライブで、
「WEAVERの音楽は3人のものだから、1人では歌わない」って言ったこと。
表現できない感情と、涙がどうしようもなく溢れてくる。
Ba.のおっくんがライブ中のMCで、
「生まれ変わってもWEAVERでいたい」って言った。
私も生まれ変わってもWEAVERを追いかけるよ。
おっくんがそう言ってくれたことが本当に嬉しかった。
Dr.のべーちゃんが、「気の合う友達と出会えて、バンドすることができて、メジャーデビューできて幸せだった」って、べーちゃんらしいなと思った。
「今ある当たり前が当たり前じゃないこと」
べーちゃんが書く歌詞、世界観が優しくて、本当に大好きだった。
これからもWEAVERの音楽は残り続けるし、
音楽が在り続ける限り、「WEAVER」という存在を知る人が広がり続けることもある。
只々、WEAVERとしての音楽を紡いでくれて、ありがとう。
WEAVERと出会えたことは、私にとって、人生の一つの光でした。
世界で一番きれいな景色をありがとう。
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