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うちの子のヤル気スイッチはどこ?

「うちの子のヤル気スイッチはどこに?」

全く勉強しない我が子にイライラ
分かります

でも思い出して下さい
お子様のご年齢の頃ご自身は
ヤル気スイッチ全開で勉強されていましたでしょうか

すみません、私は150%「No」でした

私に初めてヤル気スイッチが入ったのは
高1の1学期末
初めての担任との二者面談の時

「大学は、同志とか関学に行けたらいいなぁ〜、とか、思ってるんですけどぉ〜」

などと、戯けた事を言う私に
担当の先生は鼻で笑って一言

「それは成績上位者が行く大学です」
バッサリ

それもそのはず
当時の私は学年500人中
ほぼビリに近かったかと

でも、そのバッサリを聞いた瞬間
私の中でパチンと
ヤル気スイッチが入る音が聞こえました

それからいきなり勉強モードに突入
あっという間に学年10位前後になり
先に述べた私立大学は併願校としてもちろん合格
そして、第一志望の国立大学に進学しました

私は、その高1の夏まで
本当に本当に勉強しない生徒でした

ありがたいことに私の親は

勉強しなさいとは一切言わず

常に黙ってただ見守ってくれていました

小学時代はもちろん
中学時代も勉強そっちのけで
部活と生徒会活動に全力投球

でも
勉強以外の活動は人として私を成長させてくれる
素晴らしい機会をたくさん与えてくれました

そして、自分は何が好きなのか
どう生きたいのかを見出しました

そして本当に叶えたい目標が定まった時
人はヤル気スイッチが一気に入ります

人生は長いです
子供の頃、神童と呼ばれていたような成績優秀でな子が
大人になって、必ずしも幸せな人生を送っているわけではない例を
みなさんもご存知かと思います 

                   
勉強だけ無理やりやらせても

本物ヤル気スイッチはなかなか入りません

ニセモノのスイッチを過剰に連打しすぎると

自分のスイッチを見つける意欲を無くしてしまうこともあります



もし、お子さんに好きな事があれば
それは本当に素晴らしいことです

どうか心から応援し目一杯やらせてあげてください

その中でお子さんは
自分なりの目標を設定達成する喜びを見出したり
自分は何が好きで、どう生きたいかを
学んで行くことが出来ます

どうか、お子さんが本物のヤル気スイッチを入れられるように

勉強以外のことも精一杯評価して

認めてあげてください


何か好きなことに全力投球できる子は

時期が来ればきっと

本物のヤル気スイッチで勉強にも全力投球できます

それは受験勉強だけでなく

この先の人生においても

「ここぞ」と言うときに

全力ヤル気スイッチを自分で入れられる人間になれます


是非、お子さんの素晴らしいところを認めて

いっぱいいっぱい褒めてあげてください

そして強く生きる力を伸ばしてあげてください

生きることを楽しめる子は

目標が定まればきっと

ヤル気スイッチを

自分で見つけることもできますよ