綱渡り

「生きる」ということは、綱渡りだ。地面を踏みしめているつもりでも、踏んでいるところ以外が自分で気付かないうちに削り取られていて、ふとしたこと、例えば一歩が大き過ぎたり、例えば左右に揺らいだりするだけでバランスを崩してしまう。踏みとどまることが出来れば幸運だけど、バランスを崩したまま転倒し、穴があれば落ちてしまう。きっとそういうことなのだと思う。つらい。

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