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MOBA歴5年の『ブラックサバイバル 永遠回帰』レビュー。バトロワMOBAの決定版。

※忙しい人向けの本記事のまとめ

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どうも皆さんこんにちは。ほくとらです。

今回は、現在Steamで好評配信中のバトロワ系MOBAこと『ブラックサバイバル 永遠回帰』のレビューをしていきます。対戦よろしくおねがいします。


【ゲーム概要】

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『ブラックサバイバル 永遠回帰(以下ブラサバER)』は、最大18人のプレイヤーが最後の1人になるまで戦うバトルロワイヤルゲームです。


足した結果

MOBAバトルロワイヤル、そしてサバイバルゲームのクラフト要素を融合したゲームシステムが特徴的で、MAPを探索して素材を集め、アイテム(武器/防具/回復品etc...)をクラフトし、最後の生き残りを目指して戦います。


比較

また、主流のバトロワタイトルがFPS/TPSなのに対して、ブラサバERはMOBAのシステムを踏襲した見下ろし型の3Dアクションになっている為、エイム力に自信が無い人でもOK!

既存のバトロワよりもアクション性が薄く、戦略性重視のゲームシステムになっているので「頭脳戦での生き残りサバイバルを楽しみたい!」という人にオススメです。


ゲーム開始時

ちなみに、既存のMOBAと同じく「プレイヤー全員がレベル1からスタート」するゲームシステムになっているので、試合をしながら自分のキャラクターを強化する必要があります。その代わり、みんな平等にスタートします。

なので、古参プレイヤーや課金プレイヤーにゲーム開始前からステータス差で負ける様な事は一切ありません。Not Pay to Win。毎試合マサラタウンからのまっさらスタートです。(??????????)


すとーりー(Story...)

ブラサバ紹介

プレイヤーは謎の化学団体に拉致され、謎の孤島に監禁されたキャラクターとして、生き残りをかけたサバイバルに身を投じることになります。
何故こんな事をさせられるのかはで、死んでも謎の薬によって強制的に蘇生され、また生き残りをかけた戦いに放り込まれます。

ちなみに、運良く最後まで生き残っても、また次のバトルロワイヤルにそのまま連チャンで放り込まれます。ここが地獄の一丁目や。


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ちなみに、操作キャラクターはほぼ全員顔立ちが美青年・美少女!
ケバい洋ゲーのグラフィックを見ると拒絶反応で即死するオタクくんたちもご安心!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






ぽっぴー

/死にたいらしいな\




ここがおもしろい!


①1プレイ15~20分でお手軽!
味方からの暴言もナシでストレスフリー!

ブラ鯖ゲーム画像

ブラサバERは、基本的にソロで試合に臨むことになるので、途中でゲームを止めたくなればいつでも途中退出可能です。(当然試合には負けますが...)また、死んだらその時点でゲーム終了になるので、気持ちを切り替えてすぐ次の試合に挑むことが出来ます。この点はバトロワ系ジャンルの良さを上手くMOBAに適応していると思います。また、ソロモードがあるので、味方から暴言を言われることもありません。ストレスフリーで楽しめます。


②集める!作る!戦う!
クラフト系サバイバルのエッセンスをMOBAに融合!

探索

クラフト系のゲームで一番楽しい瞬間。それは、自分が作りたい装備品の合成素材を探している瞬間であると思います。ブラサバERでもその楽しさは健在で、MAP内を探索して左上に黄色い三角印がついているアイテム(合成素材)を見つけるのがクセになります。面白くてずっと出来ちゃいます。

どらくえたんす

思えば、人は昔からタンスやツボを漁ってアイテムを探すのが好きでした。これはドラクエの時代からそうです。この原始の楽しさを実現してる時点で、ブラサバERはクラフト系ゲームのエッセンスを問題なく取り込めてると言えるでしょう。


③臨機応変にルートを構築せよ!
MOBAのジャングリングの楽しさをバトロワで再現!

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MOBAのMAPは、3本のレーン(道)と中立モンスターが住み着くジャングル(森)で構成されている事が殆どで、その中のジャングルに生息するモンスターを狩ってレベル上げとお金稼ぎをする行為をジャングリングと言います。

また、効率よくジャングリングをする為にはルート構築が大事で、例えば敵との遭遇戦を避けるルート選択を行うなど、臨機応変な対応が必要になってきます。

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その点でブラサバERは、上記のジャングリングの要素を究極まで煮詰めた様なゲーム性になっています。安定を取って敵と巡り合わなさそうなルートを選ぶのか?それとも多少危険でも強い装備が早めに完成するルートを選ぶのか?全てはゲーム中のプレイヤー次第です。

また、徒歩での移動の他、MAP内に点在する電話機から他エリアへ一瞬でワープ出来るシステム(ハイパーループ)がある為、より自由度の高いルート構築が可能になっています。RTAプレイヤーもニッコリ。



ここが微妙ちいさめ


①チャート通りの動きが最善解
アドリブ性や逆転要素はあまり無い

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ブラサバERはゲーム開始前に自分が完成形として想定している装備品をチャートとして登録する機能があり、基本的にゲーム中はその装備品の完成を目指す事になります。そして、ゲーム中にそのチャートを無視した装備品を作る事は難しく、いかに早くチャート通りの装備品を完成させるかが重要になってきます。

はさみ

というのも、ブラサバERにおいてゲーム中に出現する資源は有限であり、例えば「ハサミ」の資源はゲーム中に19個(+動物が稀にドロップ)しか出現しません。また、ゲームが進むにつれて、MAP内のエリアが封鎖されていく為、封鎖エリアでしか手に入らない資源を必要とする装備品は、ゲーム中盤戦以降は基本的には作成できなくなります。

その為、ゲームの途中で予定を変更して違う装備品の完成を目指す…という選択肢はあまり無く、チャート通りの装備セットの完成を目指すのが最善解となります。この点は好き嫌いが分かれる部分と言えるでしょう。個人的には毎試合事にある程度のランダム性や取捨選択のローグライク感がある方が好きなので、現状は少し物足りなく感じています。

(一応、ゲーム途中に航空支援物資としてランダムな装備品やアイテムがMAP内に投下されるシステムがあるのですが、目的の装備品を作るまでの代わり程度のアイテムしか出ないので、開けても中身を使う事はごく稀です)

②ユニーク・アクティブアイテムが無い

ユニーク

一般的に”ユニークアイテム”とは、それ以外のアイテムにはない、唯一無二の能力を持ったアイテムの事を指します。ブラサバERはこのユニークアイテムが消費系以外に無いため、装備品で変更されるのはキャラクターのステータス値(攻撃力増加、体力回復速度増加 など)のみになります。

また、アクティブアイテム(使用時に効果を発揮するもの)も無いので、基本的に戦闘中は自身のスキル(アクティブスキル4種+武器スキル1種+キャラクター固有パッシブ能力1種)を活用して戦うことになります。

この点は、MOBA系ゲーム初心者に優しい仕様ではあるのですが、キャラクターの戦闘時のスタイルにあまり変化が生じないので、好き嫌いが分かれるところではあるかなと思います。ただ、一応今後のアップデートでその辺りは調整が入ると開発のロードマップで示されているので、今後どうなるか気になるところではあります。


まとめ

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そんな訳で『ブラックサバイバル: 永遠回帰(Eternal Return:Black Survival)』のレビューでした。ニワカレビューにならないようにある程度プレイした上で(20時間プレイしました)記事を書いたんですけど、遊ぶほどに面白さが滲み出てくるスルメの様なゲームですので、是非皆さんも遊んでみてください。今後のポテンシャルはかなり高いと思います。

ま正直なところ、今はまだ粗が目立つ所も多々ありますが、今後のアップデートが重なるにつれて改善されてくと思います。まだアーリーアクセスですしこのゲーム。あまり求めすぎるのはよくないですね。

以上です。

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