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カメラが好きなのか写真が好きなのか

僕が最初に持っていた(ごく最近まで)のは
間違いなく前者だったと思う

学生時代に手にしたジャンクのフィルムカメラ
そこから写真を撮るならフィルムだ!って勝手に思って
上手くも何ともない写真を撮り続けていた
ただカメラを使いたいから撮っていた

そんな日々が続いていて
ある日突然火が付いたように撮り出す様になった
1ヶ月に1本しかフィルムを使わなかったのに
1日で3本は使う様になった

でもかなしいくらいに
終わりは目に見えてやって来ていて
フィルムで撮り続けるのには限界がある
高騰し始めてもう止まらない

別にカメラを持っていなくても
iPhoneがあれば
デジタルがあれば
いや目が有れば

写真は撮れるということに気が付いた

でも遅かったのかも知れない
10年かかった
その間に
もっと写真を撮れていたかも知れない

ただのカメラ好きから
少しずつ写真が好きになるように
気持ちの整理が出来てきた

色んな人の写真を見て
見様見真似で撮り続けて
「これは僕の写真です」と
胸を張って言える様になるまでは
撮るのを止めない

これからもフィルムから離れる訳じゃない
フィルムが基にあることは変わらない

写真の本質に近付きたい
そう気付かせてくれた人
周りに沢山いたから今の自分もいる

感謝(驚)

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