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汚れちまった悲しみに

ふと久しぶりに言葉が浮かびつぶやいてみた。
中原中也の詩が描き終わった瞬間に浮かんだ。
汚れちまった悲しみに。
初めて聞いた時、なんとも言えない哀愁に包まれて、でもなんだか愛らしい。
そんな感覚を覚えた。
汚れちまった哀しみに。
それをいうと全てが終わったような感じもする。
不思議なものだ。
汚れちまった悲しみに。
繰り返し言いたくなるこのセリフ。
汚れちまった悲しみに。
コロコロ転がる缶を思いっきり蹴ろうとしたが
うまくいかない時のような
あの感じ。
汚れちまった悲しみに。

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