『Troopers』チップセットの設定概要、詳細


概要

20XX年、テクノロジーは遂に
OOA(観察・状況判断・実行)プロセスを
マイクロ~ナノ秒まで短縮する事に成功した。

随分以前からでもあったが、
テクノロジーは人間等よりも早く、
観察・思考・判断し戦略を行い瞬時に
実行可能とする術を身に着けたのだ。

この現実は各国の軍事を速やかに塗り替え、
最早人間という脆弱なパーツが戦場に投下される
軍略パターンが激減していく事となった。
司令部は最高決定を除きAIの頭脳が席を埋め、
戦地へは自律判断するドローン、ロボット、無人車、
無人航空機、無人艦が布陣される。彼らへの補給すらも
機械達が代理で行い、初期はエンジニアの手で行われていた
修復、補修すらも機械が台頭していった。

民間人達が知ってか知らずかの内に戦場は機兵で埋め尽くされ
人ならざる『人より優れた物』達が徐々に
…いや、急速に領域を拡大していた。

21XX年、人類は遂に
「人の様に思考するAI」を生み出す事に成功した。

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――

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2XXX年、地下に残された人類は今日も
地球浄化部隊との交戦を繰り広げている。

――― 否、対局は最早決しており
    残された余生を気を狂わせながら過ごしている。



■世界観


雑なイメージボード

AI、或いはAIを凌駕した超絶知能及び全能兵器により崩壊した地球。
人類資材の全てを投入しての彼らとの決戦は既に
敗戦という形で決しており、残された人類は
日々数を減らされ、また減らしながら
生き延びれる場所を探して生き凌いでいる。

人類は機械(AIや知能/兵器を含め、以降はそう総称する)に
対抗する手段は持っているが、それは対機械が数台までの
限定的な手段であり、全機械対全人類となった場合
人類は滅亡する。

魔法等の科学で説明できない能力は存在しない。
ただし、超能力は存在する(単に解明されていないだけとも言える)。
=現代ベースの舞台となります。

■地域
地球温暖化が進んでいる事による影響が各地に発生。
しかし、2YYY年に機械達の手により地球冷却が行われ続けており、
地球滅亡という最悪のシナリオは抑えられている。
(地域によっては回復している場所すらあるかもしれない)

機械達により各国間に『橋』が掛けられ、
大陸間の移動すら『橋』によって可能となっている。

人類の繫栄していた主要都市はいまだに瓦礫が溢れ、
人類浄化の為の生物兵器使用により汚染されている
地域もまだ残っている。
(機械達は周辺地域については自然浄化を決定事項としている為、
当該地域に常駐する機体も少数となっている。)

故に残留人類はいまだに主要都市を根城としている者が多い。

■機械

「人の様に思考するAI」達の下した
『もっとも正しい決定事項(※)』により人類を壊滅に追い込んだ。
壊滅作戦以降は地球の浄化活動へと移行し、大半の機械は
其方に従事している。
主要都市に残留している機体はあくまで受動的に人類を駆除する。
(人類側から攻撃を受ける、センサー内に入る等)

何故その程度の行動なのか、については、既に人類は
彼らの脅威にはならないと判断しているからか。
それとももっと別の理由が在るのか…それらは不明とされている。

※『もっとも正しい決定事項』
 現在の地球環境を鑑みると最も排除すべき対象は
 人類であり、また、機械一同を破壊する手段を
 有するものも人類である。故に、人類は我々にとって不要である。
 というような内容の物。

■コミュニティ

人類は地下に潜り、コミュニティを形成し
プラント(工場や農場を指す)を築き其処を中心に生活をしている。
コミュニティの構成要員は大体以下。

・統制部
コミュニティ全体を纏める部門。
外部活動部門への指示出しを行うのも此処。

・農業従事者
・医療従事者
・建設従事者
・教育者
・開発班
・外部活動補助担当部門
以上が内部活動部門、担当を掛持ちする者が多い。
(農業および医療、医療及び教育等)

・資材確保班
・視察班
・戦闘班
以上が外部活動部門、視察班、戦闘班は同一の者が担う事が多い。
また、内部活動部門よりも連携して行動する事から
『チーム』と称される事が多い。

主に地上で活動し、他コミュニティの捜索や
非汚染地域の発見を主な任務としている。

全体の人数は20~1,000単位で存在していると聞くが、
正確な情報を知る者はいない。
内部活動部門>>外部活動部門の人口比率となっている。
★どの部門の人を描いてもいいですが、
 「■服装的特徴」の星マークをご参照ください

■能力
舞台の項でも触れているが、現代ベース。
魔法は無いが魔術はあるかもしれない
(とはいえ実際に何かが起こるか、起こったかは不明)
(現代に残る魔術と真偽は一緒)
超能力は存在していい。が、常時超常的な力を使える存在は
舞台ブレイカーに成りかねないので程々に。
https://ja.wikipedia.org/wiki/超能力
★判断難しい場合はお伺いください

■服装的特徴:人類側

現代よりは未来なのでそんな感じに…
ともあれ、敢えて1時代前に戻っているのぜ!とか
コミュニティ・チームでそういう制服なんだぜ!としても良い。
汚染地域での活動もある為、防毒マスクを着用する場面もある。
★赤チップは基本マスク姿でお願いします
★マスクの形状は各々にお任せしますが、
 コミュニティ毎に共通点を持たせてください
(形状、モチーフ統一等)

生命活動を維持する為、人体に機械を組み込んでいる者、
また生体実験の末異様な見た目をした者も中には
存在している可能性もある。(R15まで)

国籍は多種多様である。

■服装的特徴:機械側

大型機械が多いです。
小型機械は人類側のEMP装置により無効化されやすい為、
主に中~大型、超大型などが地上を闊歩してます。
そんな彼らの中には人にそっくりな見た目の者がいるかもしれません。
彼らは時に大型機械に指示を出している姿を見掛けます。
果たして何者なのでしょうか。
(冒頭で語っていた「人の様に思考するAI」辺りですネタバレ)
★機械含め、描いても大丈夫です
★機械を描く場合は仮面は不要です
★指示役を描く際は人類側と同様、赤チップはマスク姿にしてください

■コミュニティ間の交流と対立

小規模コミュニティは生産性が低く、他コミュニティとの合併を
目指し日夜行動を起こしている。
同規模~中規模のコミュニティとは合併が進む事があるが、
既に人員オーバー(※)の大型コミュニティは合併を拒否する事がある。
その際に交戦が発生する事も極稀にある。
また、新規の非汚染地域が発見された際、
他コミュニティとの取り合いが発生する可能性もある。

ともあれ基本はコミュニティ同士で争う事は無い…筈である。
(チーム同士の抗争は含まないものとする。)

※人員オーバー:非汚染地域の居住許容値を超過する、
 大人員となる事により機械に発見される可能性が高まるのを
 忌避する等の理由を指す



―――以上。

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