【第8回 ほっこり通信】ウエット大作戦
《元記事 2017/05/11 掲載》
みなさんこんにちは!
ほっこりLINE通信第8回、今回は【ウェット大作戦】についてお届けします(*^▽^*)
雨は怖い…
スピンしちゃうかも…
止まれないかも…
(ドリフトの場合)振り出せない…
アンダーでちゃうかも…
雨が苦手って方も少なくないのでは?
そういう私も雨が苦手な時代がありました。
サーキットの日に雨が降ると、もうサーキットに向かうのも気持ちが重い…
大会の日だったら気持ち悪くなるぐらい嫌でした。笑
自分なりにいろいろ工夫したり、
いろんな経験したり、上達していくうちになんと!
練習なら
繊細なコントロールを見直しやすいし、
いつもアクセルを我慢していた部分も豪快に踏んでコントロールしてもタイヤが減らない!
大会なら
みんなミスするし、
みんなスピードがガクッと落ちるから楽に結果を出しやすい!
雨が降ると
それはそれでラッキーと思うようになりました(^-^)v
雨の克服に向けていろんなアプローチがあるので
【ウエット大作戦 前編】は事前準備でできることを紹介しますね。
《アゲアゲレインプロジェクト》
⚫️お気に入りの傘、長靴を買う!
雨のサーキットはぬかるみも多いし、濡れた靴で運転するとペダル滑るし、窓もくもりやすくなる。
おしゃれな長靴やお気に入りの雨グッズを買い、サーキットで雨が降った時にのみ使う。
だからサーキットの雨が待ち遠しい(*^▽^*)
⚫️ワイパーゴム、ガラコをしっかり!
エンジンルームの熱を逃がす構造の社外ボンネットを装着している方は特に!ワイパーゴムの熱劣化が早い。マメに交換、そして撥水をしっかり!
雨の時の走行は、気持ちもいつもよりドキドキ、視界が悪ければさらにドキドキ。ワイパーの激しい動きにつられて気持ちもバクバク。
気づかないうちに視界の悪さが気持ちの余裕を奪いストレスに。
事前準備で解決できることなので、やれることはやって臨みましょう!
バチッと撥水が効いているとそれだけで気持ちもアガります(^-^)
次にやるのは
《ラクラク雨セッティングプロジェクト》
車は、前後左右にグラーッとロールして初めてサスペンション(車高調)が動き、そしてタイヤを押しつぶし動作(曲がる・止まる・進む、など)します。
サスペンションがない車両(カートなど)もサスペンションの代わりにフレームがグニャーっとしなり、タイヤを押しつぶし動作します。
雨の走行はドライに比べてスピードも低く、タイヤもグリップしないため横Gも弱くなります。よって車を動作させる力を作りにくい→曲がらない・アンダーが出やすい、アンダーから突然スピン、などが起きやすい。
それらを助けるために!
⚫️ブースト圧を落とす
ブーストを上げていると、パワーバンドに入った瞬間唐突にパワーがかかるためコントロールが難しくなります。ドライならタイヤのグリップもあるので大丈夫ですが、雨の時はパワーの出方をフラットにすることによりコントロールが楽チンに🎶
⚫️減衰圧をゆるめる
サスペンションに減衰圧調整がついている場合、4輪とも全緩めにする。そうすることにより、小さな動作でも車がロールするので運転手に車の動きが伝わりやすく、操りやすくなります。
慣れてきたり、もっとスピードを、もっとキレのある走りを!と思い初めてから減衰は締めていけばOK!
⚫️リヤタイヤはグリップしないタイヤを
雨はよく滑るからグリップするタイヤを、と思いがちですが、ここはあえてローグリップなタイヤを。(でもフロントはしっかりグリップするタイヤを装着しておいてくださいね)
グリップするタイヤをリヤに装着すると、高いスピードでないと滑らないためコントロールがシビアになります。
そしてこれはグリップドリフト共通ですが、グリップするリヤタイヤだと『滑りそう〜滑った!』までの時間も短くなるため、ドライバー自身のセンサーがイマイチだと『気づいたら滑っていた!!!』となりやすい。その反面、ローグリップのリヤタイヤの場合は『滑りそう〜滑った!!』までの時間も長く、車の動きもドライバーに伝わりやすいため、コントロールが楽チンです。
慣れてきたらグリップを上げていけばいいので最初は楽にコントロールできる状態から始めましょう🎶
空気圧は極端に落とさず、適正値ぐらいでスタートしましょう。
長くなってしまったので続きはまた今度(^-^)v
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