【第23回】気持ちの持ち方ひとつ

みなさんこんにちは!久しぶりのほっこり通信です。
今日は、単純なテーマです。

「意味を持たせる」




簡単なことですが、ここが抜けている方ってとっても多いんです。

毎日、いろんな出来事が起こる中で

心の持ち方ひとつで得られる経験値が大きく変わる。
サーキット走行にも、普段の生活にも、仕事にも通じることだと思います。

ぜひお読みください。


【1】自身との対話が大切

選択を迫られる場面は1日に何度でも訪れます。
サーキット走行をする上でもたくさんの分岐点がありますよね。

「もう少し練習しようか?やめておこうか?」
「今の練習をもう少し継続しようか?新たな練習に挑戦しようか?」
「これに参加しようか?やめておこうか?」
「先生に質問してみようか?やめておこうか?」






目的の定まっていない事についての分岐点は
自由な気持ちに従った選択したらいいと思います。


ですが
「上達したい」「〇〇で勝ちたい」「マンネリから抜け出したい」
などの目的がある場合は別。

目指す目的地までの道のりを想像し、
何が必要で最善なのか、自身で掘り下げてよく考えておく必要があります。

そこがブレていると、
どの選択も迷い、行う意味が薄れ、後悔につながりやすいです。





【2】エンジョイという言葉は心の盾

このようにお伝えすると、こんな声があるのも確かです。

「自分はエンジョイだからだいたいでいいんです」
「楽しいからやっているのに、辛いのは嫌だなぁ」


今までの生徒さんのを見てきて思います。
「エンジョイだから」という言葉の裏側に、こんな気持ちが見えます。

●本当はもっとうまくなりたいけど、壁に当たり困っている
●上手くなりたいと頑張って報われないのが怖い
●プライドが成長を妨げている人の盾




【3】本当に辛いこととは

楽しいからやっているのに、辛いのは嫌


これはみんな思うことです。
私が思う「辛いこと」代表はこの3つ。

①ケガ・クラッシュをする
②居心地が悪い場になる
③達成感が感じられない、マンネリする




ケガ・クラッシュをしないために、
ルール・マナーを大切に伝えることを大切にし、
クラッシュしないためのポイントもしっかり伝えるように心がけています。

居心地が悪くなる原因は
元々サーキットにいた人たちに責任があることがほとんどなので
いい常連さん、模範となるベテランさんを育てることを大切にしています。
(参加されているみなさんの人柄のおかげで最近は怒ることはほぼないです)

達成感が感じられない、マンネリの原因。
冒頭でお伝えした「自分との対話」をしていないことが大きいです。


自分との対話をしっかりしないまま何かを行う
         ↓
行ったことの意が薄れ、成果につながりにくい
         ↓
達成感が感じられない、マンネリする


このループに陥ると
【2】のエンジョイの盾で自分の気持ちを守り始めます。



このエンジョイの盾ループは本当に見ていて辛いです。

自分自身が変わらないと抜け出すことはできないのですが、
見えない出口を求め、人に助けを求め続ます。

道具や環境のせいか、と考えて、
道具にお金をかけ始め、スキルと道具がアンバランスになり、
クラッシュしたり、ケガをしてしまう。。。。

そういった人をたくさん見てきました。


【4】まとめ

私は、いつもこう考えています。

毎月練習できる人も、半年に1度しか練習できない環境の人も、
競技参戦している人も、競技に出ていない人も、
どの人も真剣に、楽しみながら挑戦していると思っています。

プロと呼ばれる、それでお金をもらう立場はまた違う話になりますが、
プロ以外のアマチュア全員に対して、

みんな、ガチでカーライフ・モタスポライフを楽しみ挑戦している!
と捉えています。

どんなスキルの人にも平等に真剣に挑戦していて、
その人なりの「ガチ」を感じるので、本人の「ガチ」を尊重しています。




だからこそ言いたいです。

「エンジョイ」、「初心者だから」の盾に隠れる前に、
自分との対話を大切にしてください。

何がしたい?
どうなりたい?
何を知りたい?

だからこの選択をする。

自分としっかり対話した上で
自分の目標のために最善の選択をし続けてください。

ただそれだけのことで、
「円旋回数周」の練習すらも、意味が変わってきます。


苦しみのループなんて視界に入らない
それどころか、
いつも貪欲で、大変なことすら楽しめる、ポジティブスタイルに変わります。

同じ出来事、同じ練習、同じ仕事内容でも、
心の持ち方ひとつで大きく結果が変わるということをお伝えしました。

みなさんのカーライフがさらにHAPPYなものでありますように♪
それではまたお会いしましょう!

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