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自己紹介-産業保健師とは?-

ーnoteを始めようと思ったきっかけ

新型コロナウイルスの影響で、医療系のお仕事をする私もついに在宅勤務が開始になった。今まで看護師として勤務する中で、現場に行くことが必須であった私にとって、自宅から勤務できる日が来るとは考えたこともなかった。出社のための通勤や、face to faceの面談や会議もすべてオンラインになり、感染リスクから身を守ることができるのはとてもありがたい。そう思った時に、臨床の現場で最前線で医療に従事している友人から、病院内でいつ感染するか分からないリスクに怯えながら勤務している様子を聞いた。
「わたしはたまたま在宅勤務ができているだけ・・自分だけがよければそれでいい・・?医療の現場を知るからこそ、その最前線で働いている人たちのために何かしたい」
その思いをまずは発信する目的のためnoteに思いを綴っていくことにした。

―産業保健師になるまで
4年生大学を卒業時に看護師免許・保健師免許を取得。
(保健師は看護師免許がないとなれません)
大学卒業後は都内の大学病院外科で3年間看護師として勤務。
留学の経験を経て、帰国後産業保健師として企業で勤務している。

ー産業保健師とは
保健師には大きく分けて2つの種類があり、「行政保健師」と「産業保健師」がある。保健師と聞くと、市役所や区役所で働いているイメージを持つかもしれない。地域に根付いた市民の健康サポートをするのが「行政保健師」である。一方で「産業保健師」は企業で勤務し、社員さんの健康をフィジカル・メンタル両方からサポートする役目がある。
産業保健師は大学自体の教材にも数ページしか載っていない程、認知度は低いかもしれない。主な仕事内容も企業のルールによるところが大きい。

ー主な仕事内容
企業に専属で勤務している産業医のフォロー。
健康診断の結果から、フィジカル的に健康リスクのある社員さんに保健師面談を実施し生活習慣の改善のアドバイスを実施。
メンタル不調に陥った社員さんにも保健師面談を実施し、カウンセリングを実施。必要時に人事と連携し業務量の調整や休暇を取るサポートを行う。

ーnoteで書いていきたいこと
あまり認知されていない産業保健師について発信することで、フィジカルとメンタルの健康について興味を持ってもらえたら嬉しい!今後産業保健師を目指す人へ、わたしの経験などを共有できたらと思っている。また海外留学の経験やオーストラリアの施設でAssistant in Nursingとして勤務していた経験もシェアできたらと思っている。
現状況では、新型コロナウイルスの最前線で勤務する医療従事者のサポートをしたいと思う同志と交流できたら嬉しい。


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