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名前つけるのってむずくね?|帆風海の由来

タイトルの通りです。

名前つけるのって、むずいよね。


今回は、僕の名前の由来をnoteに残しておこうと思うのですが、

そもそも、何かに名前をつけるのって、バリむずいなって思ったお話をします。


あたりまえ体操ですが、森羅万象のものには、何かしらの名前があります。

ペン、机、Macbook、ティッシュ、布団、、、

パンの袋を止めておくアレは「バッグクロージャー」、文庫本とかにぶら下がっている紐は「スピン」という名前があります。

言語由来のもの、動作、歴史上の出来事、、など、由来はさまざまですが、その後半永久的にその名前で呼び続けられるもの、となると、命名するときのプレッシャーはどっと上がります。

その中で、やはり人の名前は難しい。そもそも日本人は使える言語が多いから、それゆえ選択肢が広がります。

僕の好きな芸能人に星野源さんがいるのですが、源さんは「漢字1文字」「外国人も呼びやすい」「雨の日の水曜日に生まれたので、さんずいが付く、水に関係のある漢字」というご両親の考えで名付けられたそうです。なんだか、名前を言うたびに自分がここに生まれたんだ、って感じられて良いなあ。うん。


帆風海の由来

本題です。

僕は「帆風海」という名前を自ら芸名として付けました。

最初は、音楽活動をするときの名前、という感じで本名と差別化したいから、って理由でした。

が、後々考えてみると、僕はずっと自分が理想とする誰かになりたかった。大好きな両親につけてもらった名前で生きてきたそれまでの人生から、自分の力だけで生きていく人生に。そういう意味で本名とは別の名前を用意しようと思ったのです。

帆風海という名前は、全て「海」に関係をしています。実は、僕の本名の由来と同じなんです。

僕の両親は、きょうだい全員に「海」に関する名前をつけています。僕が「海」、次男が「船」、妹が「帆」を意味する名前を有していて、

世界(=海)をでうまく舵を取りながら()、きょうだい仲良く進んでいって欲しい、と願いがこめられています。
めっちゃいいやんね。これ。

僕は母親の故郷である静岡県の伊豆半島で生まれました。母も僕も、海が見える街で生まれ育ったので、この理由にすごく感動したことを覚えています。

新しく付ける名前も、この願いは忘れないようにしたいと思いました。
なので、もっと進んでいきたいという意味もこめるため、船の動力である「風」を加え、「帆風海」(ほかぜかい)という名前をつけました。(帆のない船はあまり存在しないかな、ということで、「帆」だけで帆と船の意味を兼ねています)

その前は、よくわからん野良サイトの姓名判断で調べた、運の良さそうな名前にしたり、迷走したのですが、
この名前は、本名と同じくらいとても気に入っています。

まとめ

まただらだらとオチのない話をしてしまいました。
表現者のはしくれとして、自分の中だけでもこのあたり、はっきりさせときたかったのです。
人の名前の由来も、少し仲良くなると必ず聞いてしまいます。どういう漢字なの?とかね。(ナゼナゼ症候群なので悪しからず、、)

うまく自分を出していけず、いわゆる「陰キャ」に属していたあの頃の僕。あの忌まわしき記憶を心の迷宮に閉じ込め、
理想とする自分像を「帆風海」という人物に託したのかもしれません。

なーんて。
割と後付けだけどね。

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