ベースメイクの記録
平たい顔族の代表みたいな、のっぺり顔のTHE・日本人。しかも、化粧が決して上手でも得意でもなく、肌悩みもたくさんあるまま、いい年齢に突入。
特徴としては
・Tゾーンがテッカテカにオイリースキン
・赤ら顔（両頬まんべんなく、悲惨なりんごちゃん）
・いちご鼻
・夏はリアル滝汗、さらに体調が悪いと、行きの通勤電車内だけでハンドタオルが滴るほどの汗をかいたこともある
・肌の色は白め
・日焼けするとゆでダコのようになる
・チームブルベ肌
テレワークの昨今、素肌美人たちは揃って「化粧しなくなった！お金かからずチョーありがたい！」というのですが、わたしは上記の理由から、テレワークであれど、ベースだけは何が何でも必須です。
ここ数年、色々模索しながら使っており、人にも「何使ってる？」と聞かれることがよくあるので、今回はその記録（迷走ぶり）を綴ってみたいと思います。
あ、メイクテクニックを披露できるような美人ユーチューバーさん等ではないので顔写真などは一切ございません、安心してください（わはは）。
【下地編】
とにかく酷い赤ら顔なので、赤み消し系の下地が必須です。使用するファンデーションによっては日焼け止めも使用します。
フジコ あぶらとりウォーターパウダー
化粧水の次はこちらを仕込みます。化粧直しのタイミングでの使用では間に合わないオイリー肌なので、これがあるとないとで、崩れ方が違うんだなぁ。Tゾーンと、目の周りを重点的にパフで塗ります。特に目の周りに仕込むことで、夏場の皮脂と汗で顔面がドロッドロになっても、アイライン＆アイシャドウがほぼ崩れないので本当にありがたい。「オイリー汗かきの私でも化粧して良いんだなあ」と思った逸品。フジコさんありがとう。
※化粧崩れしやすいのに青やグリーンのアイメイクが大好きで…とほほ…
マジョリカマジョルカ ミルキースキンマスク ミントグリーン
ズボラなワタシにぴったり、「朝起きて顔洗って、これ１本！」という理由で手にしたこちら。かなり時短で楽。使用感はスーッと爽やか（ミント感がすきなのでここはうれしい）。他に「これだ！」と思うものも特にみつからぬまま、５回以上はリピートしたのではなかろうか。ただ、トーンアップ＆赤み緩和してるのかは結局よく分からないままだった。
G9SKIN ホワイトホイッピングクリーム ミントグリーン
赤み消しの下地を探して手にとったこちら。マジョマジョのように「顔洗ってこれ１つ！」という訳にはいかないが、トーンアップが目に見えて分かる１品。両頬にぶわっとひろがる赤みも、しっかりと緩和されてとてもありがたい。
初回は大量に塗り込みすぎて、バカ殿レベルのおしろいのようになり挙句の果てにポロポロとカスが出てきてしまい「安物買いの銭失いやないか・・」と落ち込んだが、少量を手に取りほどよく塗り込めばとてもきれいにトーンアップする事がわかって手放せなくなりリピート使用中。今これが廃盤になったら、割と本当に困る。
ナチュラグラッセ UVプロテクションベース
薄いベージュの日焼け止めで、ブルーライトカットなど高機能。塗りすぎると少しテカるので加減が必要だが、肌がきれいに見えるので下地としては優秀かと思う。
しかし体質的にラベンダーの香りがどうも身体に合わないようで、香りをかぐたびに息苦しさが増した（なんでだろうね）ので、1回の購入きりで使用をやめました。サンプル使用時はさほど気にならなかったのに、残念。
資生堂 クリアスティック UVプロテクター
透明の日焼け止め。手にとって塗りこんで手が真っ白・・にならないのがいいですね。ファンデーションにUV機能がないときに使用しています。塗ったあとで肌に触れるとちょっと「ぺたっ」としますが、その次にウォーターパウダーで叩いて整えるので気にならなくなります。
透明で日焼け止めならではの白浮きがないので、化粧下地やファンデーションの邪魔にならないのもありがたいポイント。ちょっとお高いですがリピートしています。
スキンアクア トーンアップ ラベンダー
カラーコントロール日焼け止め。塗る量が多いと顔が青白くなるが、かといって少ないと日焼け止めの効果としてはどうなのか、という悩ましさがありつつ、なんとなく腕にも塗りづらいので結局顔専用でリピート使用。気軽に買えるお値段は優秀。香りも意外とさほど邪魔にならなかった気がします。3回ほど使用した後、ミントグリーンが発売されたことを知り、そちらであれば、赤み消しとの相性は良かったかもしれないなあと思いました。またいつの日か使うことがあるかもしれません。
【ファンデーション編】
ファンデーションはリキッド派。塗布時には、資生堂のファンデーションブラシ131を使用しています。下手くその私でもきれいに塗れる！
KATE パウダリースキンメイカー 01
ワンプッシュでしっかりハイカバー。多く出しすぎると厚塗り感がでるので要注意。パウダリーなので、仕上がりはさらっとマット。カバー力だけで言えばいまのところ、これが1番な気がする。しかしUV効果は無いため、夏場は日焼け止めの仕込みが必須。
しかしよくわからないが、たまになんともいえない、「もわっ」とした独特の匂いがする。私はリキッドファンデーション使用時はブラシを使用しているのだが、そのせいか？と思ったけど（週イチで洗浄）、試しに指で塗布したときも独特な匂いがした。原料臭だろうか？毎回じゃないんだけど、ごくたまに。それさえなければなあ・・。
とはいえ、かなりリピート購入してきた本品、遂に廃盤になってしまった。買い足しておくか迷いどころ。
＆WOLF セラムリキッドファンデーション 01
オレンジの精油の香りが素敵な、プッシュ型のリキッドファンデーション。「ああ、これは素肌がきれいな人向けだな」と思う、やさしい薄付き感なので、つまり、頬の赤みは全然消えない。それゆえ、外出時は下地とコンシーラーが必須。
艶々になりすぎないところは好印象。3度使用して、またリフィルを買い足そうと思ったが、お店で見かけなくなった。ちょうどその頃UVバージョンも発売されたが、ネットで定期購入するというところまで気持ちがいかなかった。けれど、素肌に大きな悩みがない人なら自然な仕上がりになり、いいかもしれない。
MIMC ミネラルリキッドリーファンデーション 101
クレンジングしすぎで肌の調子が悪かった頃に、「石鹸で洗える」というこちらを使用。肌の調子が悪くても使用できるのはありがたい。
厚塗りすぎず薄付きでもなく中間で不満なし。ただ、オイリー肌の自分には少し過度に華やかな艶感の仕上がりに。そのため仕上げのお粉は絶対必要。とはいえ、それさえ使えば不満はないのだが、価格で心が折れて数回で断念。
裏を返せば、肌が弱い方や、乾燥肌等で、肌に艶とうるおいが欲しい方には、とても良い仕上がりになる優秀なファンデーションではないかと思う。
ラネージュ ネオクッション マットファンデ 21C
「マット」「ブルーライトカット」「マスクに着かない」「汗に強い」というので使用してみたのがこちら。小さなコンパクトで使いづらいかな？と思ったが、持ち運びしやすいのと、細かな切り込みの入った独自のパフが意外と使いやすく、少量でも結構しっかり目に赤みがカバーされる。量に気をつけて使用したこともあり、厚塗り感はなかった。マスクには多少色移りしたけど、まあ全く着かないわけでもなかろうし、さほど気にならず。香りなし。UV対策は別途必要。
少量でよく伸びたせいか、3ヶ月は持ったと思う。ファンデーションジプシーに陥ったら、再びリフィルを購入してリピートする可能性あり。
インテグレート すっぴんメイカー
テレワークで会議がない日向けに、チャチャッと塗ればいいかな、と思い購入したこちら。トーンアップというより変に白くなってしまった。こちらも素肌に大きな悩みのない若い人向けに感じた。この下地にファンデーションを塗ると厚ぼったく・油っぽくなってしまったので、私には合わなかった様子。学生さんがさりげなく化粧ポーチに入れたらかわいいよね、このパケ。
インテグレート プロフィニッシュリキッド オークル00
同じインテグレートでも、調子が良かったのがこちら。出張時にファンデーションを切らし、慌ててコンビニへ買いに走ったものだが、意外とアタリだった。お手頃価格で使用感に期待をしていなかったのだが、少量でよく伸びて、薄すぎず厚すぎない中間の仕上がり。UV効果もあるし、マスクにべったりつく感じでもなかったので悪くない印象。
ただし、使用したのが真冬だったので、夏の使用で耐えられるかどうかは不明。
エスプリーク コンフォートメイククリーム
Amazonから「これあげる」と突然サンプルが送られてきて、使用してみてよかったので購入したこちら。ファンデーションというより色付きの美容クリームとのこと。
そのためか、しっかり目に塗っても厚塗り感はなく、自然な色づきと艶感で悪くない。しかもUV対策もあるので、化粧水→ちょい下地→これ一本で手軽。
自宅作業で、客先とテレビ会議等がないときに使用中。外出時はプレストパウダーかメイクキープミストを使用していることもあってか、マスクにべったり付くことはない。肌への負担が軽くて良さそう。リピートの可能性あり。
NARS ピュアラディアントプロテクション アクアティックグロー クッションファンデーション 508 HALLA
商品名が超長いやつ。たまたま見かけた、メイクアップアーティストさんのメイク動画で知ったファンデーション。
また、「自然な艶」「まるで元の肌がキレイな人のようになる」というありふれた謳い文句だけでなく、UV対策可、ブルーライトカット、ほこりから守ってくれる、というなんだかいろんな機能があり、さらに「赤みが自然に消える！」という口コミを見かけ、どうしても購入せずにはいられなかった。
色味補正の下地をごく僅かに塗ったあとに使用して、あらびっくり。マットすぎない程よい艶感で「あれ、なんかワタシのお肌綺麗…( ﾟдﾟ)！」。少量でよく伸びるわりに、自然に赤みが消えるではありませんか（完全に赤みや出来物を消すにはコンシーラーを使用）。
あと、付属のこの「とんがったパフ」。鼻まわりなど細かいところまで塗りやすく使いやすい。意外にも、いちご鼻もある程度きれいに隠れてくれるではないか（最終調整はブラシを使うが）。
夕方自分の肌を鏡で見ても、まだ調子良い。うぬぅ・・さすが評価が高いだけある・・やりおるな、NARS・・。お高いがきっと君をリピートするだろう。
アディクション スキンリフレクトフレッシュコンシーラー 001アイボリー
出来物や、悪目立ちする赤みにはコンシーラーを使用しています。プチプラのコンシーラーはたくさん使用してきたけれど、結局私が落ち着くところはアディクションです。さっとブラシか指でとって、トントンと叩くだけである程度ごまかしが効きます。色を混ぜながら使えるのも良し。あと、色に迷ったら絶対にカウンターで相談に乗ってもらったほうがいいかな。002と001で迷ったのですが（写真で見ると赤みが強く見えたので）、「お客さまは001です、002は暗すぎてアウトです」と断言されて、使い方もいろいろアドバイスをいただけました。やっぱ餅は餅屋に相談しなきゃ駄目ですな。
ちなみに隠そうとしてしつこく塗りたくると、ファンデーションからじわじわと浮いて「あ、こいつ至るところコンシーラー使っとるな」というのがバレバレになるので、ほんの少量にとどめておくのがよさそうですね。
【仕上げ編】
ファンデーション後に、プレストやルースパウダーを、100均or無印のパウダー用ブラシを使って仕上げています。
イニスフリー ノーセバムミネラルパウダー N
皮脂抑制の大人気パウダー。無色透明、乾燥は感じなかった。可もなく不可もなくなのだけど、少しコンパクトすぎて使いづらかった。
学生の頃、休み時間なんかにあぶらとり紙をよく使ってたけど、いま時はそのあとでこういったパウダーをポンポンとしたりするのかな？。というわけで、こちらも若い人向けかなと思ったが、お求めやすい値段は◎。できればパウダーを持ち歩きたくないので、もし次回リピートするなら、プレストの方を買うと思う。
FlowerKnows ユニコーンシリーズプレストパウダー
圧倒的に女子！当方、ピンクは苦手ですがユニコーンモチーフが大好きなので、完全にパケだけで判断して買った駄目な大人です。
全く使用したことのない海外のものなので、肌に合うのかなぁと恐る恐る使用してみたのですが、これがなんともしっくりで不満なし、のプレストパウダー。白浮きなしのサラサラ仕上がり。長時間使用でも問題なし。ほんのり香るのはぶどうの香りか。
付属のパフはなし。ブラシユーザーなのでその潔さも良し。なんと最後まで使い切りました。これならもう一度リピートしてもいいかもしれない。
あと気の所為かもしれませんが、指先で目の下に塗っておくと、アイシャドウが取れたときに、目尻の化粧直しが楽な気がする。
とにかくパッケージがゆめかわで可愛いです。ああ、捨てられない、困った。
ローラメルシエ ルースセッティングパウダー トランスルーセント
「乾燥肌でそもそもルースを使わないからあげるー」と同僚にもらったこちら。粒子がとてもきめ細かく、白浮きせずきれいな仕上がりになる気がします。皮脂肌の私は乾燥は感じませんでした。
香りはなし。ただ、気軽に手の出せないお値段なので、こちらも手元にある限り大切に使い続けたい逸品です。
さすが、前述のNARSのファンデーションとも、相性が良いです。
NARS リフレクティングセッティングパウダー プレスト N
いわゆる「リフ粉」。前述のNARSのファンデーションの仕上げに使用。リキッドファンデーションの艶を打ち消しすぎること無く、でも1枚薄くきれいな膜を張ったような・・。よーーくみるとキラキラとした粒子が入っていますね。
当然ながら白浮きもしないので、出先で化粧直しした際に、いかにも「やりなおしました！」という感じにならないのも良い。よくできてるなあ。リピートするかどうかは、お財布次第かな。
コーセー メイクキープミスト アイスミント
眉や目周りにお絵描きが終わったら、最後の最後にこのミストを顔にふりかけます。しつこいくらいの崩れ予防。アイスミント、というかパッケージにエクストラクールと記載があるので、涼しくなるのかなと思って購入したけれど、結局の所分からない。いや、もしかして顔にあれこれ塗りたくりすぎてよく分からなくなっているだけかもしれない。
とはいえ、フジコのウォーターパウダーから始まり、最後ににこのミストがあってこそ、私は夕方以降になっても、人間の顔を保っていられるのかもしれません。
というわけで。
いろんな口コミも、もちろん参考にしながら商品を選ぶのですが、結局使用感なんて人それぞれなので、実際に使ってみないと分からないものですね。面倒くさがりなのに、よくここまでやってるよな、、と我ながら書いてて呆れたメモでした。
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