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まだまだ上がる電気代!今からできる補助金を使った電気代対策とは?

補助金ポータル編集部です。

1月使用分から、政府の電気代・ガス代負担軽減策が始まりました。これは2023年9月までの間、電気代とガス代に政府からの支援が受けられる制度です。しかし大手電力会社はさらなる値上げを発表しています。不安定な世界状勢を背景に、エネルギー価格の高騰はもうしばらく続きそうです。

現在、カーボンニュートラルの実現を目指して多くの省エネ推奨事業が設置されていますので、電気代・ガス代支援期間の終了後を見据え、こうした事業を活用して今のうちから省エネ設備を導入してみてはいかがでしょうか。

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まだまだ上がる電気代!今からできる補助金を使った電気代対策とは?
https://hojyokin-portal.jp/columns/denkidai_koto_taisaku
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■上がり続ける電気代
電気料金は、一般的に次のように算出されています。

基本料金+電力量料金±燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金

このうち、「燃料費調整額」は毎月変動する部分です。現在値上げが行われているのはこの燃料費調整額で、本来設定されている上限を撤廃する電気会社も出てきました。東京電力の発表では、今回の価格改定率は一般的な家庭で28%増と、2000年以降の料金見直しの中でも特に高い水準となっています。

現在予定されている大手電力会社の値上げ幅と値上げ開始日は、以下のとおりです。

【北海道電力】
規制料金値上げ幅…平均34.87%
値上げ予定日…令和5年6月

【東北電力】
規制料金値上げ幅…平均32.94%
値上げ予定日…令和5年4月

【東京電力EP】
規制料金値上げ幅…平均29.31%
値上げ予定日…令和5年6月

【中国電力】
規制料金値上げ幅…平均31.33%
値上げ予定日…令和5年4月

など

■電気・ガス価格激変緩和対策事業で補助される電気代は9月まで
電気・ガス価格激変緩和対策事業として、電気代・ガス代に国からの補助が受けられるのは、令和5年月9月使用(10月検針)分までです。期間の途中で、割引率は変動します。

■いまから準備しておくべき電気代節電のための対策とは
政府の負担削減策が実施されている間に住宅の省エネ率向上を目指すなら、補助事業の活用も検討しましょう。住宅を省エネ化することは、住居をより居心地の良い場所にすることにもつながります。

ここでは、住居の光熱費削減に役立つ設備導入のための補助金を見ていきます。

■エコキュート導入などに使える補助金
給湯器の省エネ化には新しい機器への買い替えが有効ですが、古いタイプの給湯器は安価なうえに丈夫なので、なかなか新しいタイプへの置き換えが進んでいません。

「給湯省エネ事業」では、エコキュートなどの⾼効率給湯器を導⼊する際の費用の一部が補助されます。補助金額は給湯器のタイプにより、1台あたり5万円から15万円です。

■窓ガラス等の交換に使える補助金
家庭部門での電力消費は、冬場の暖房が最も大きな割合を占めます。四季の気温の変化が激しい日本では、寒冷地以外でも電気やガスを利用した暖房が全国的に使われています。

窓やドアからの熱の流失は、住宅全体の6割から7割にも及ぶと言われます。日本の住宅では、アルミサッシと1枚ガラスから成る窓が多く使われていますが、この構造は熱の流出量が大きいのです。

サッシを樹脂サッシにしたり、窓ガラスを二重にしたりすることで、ある程度室内の温度を快適に保つことができます。エネルギー消費の少ない省エネ住宅の場合、年間の光熱費は東京で123,963円、北海道で184,868円も安くなると試算されています。

「先進的窓リノベ事業」では、住宅の窓のリフォームが補助の対象です。これは住宅省エネ2023キャンペーンとして「こどもエコすまい支援事業」「給湯省エネ事業」とともに設置されたものです。基準を満たした「ガラス交換」「内窓設置」「外窓交換(カバー工法)」「外窓交換 (はつり工法)」の4つのリフォームに対し、最大200万円が支援されます。

■電気代高騰を機にエネルギー使用法を考える
高騰する電気代に対し、国は再生可能エネルギーの使用や住宅の省エネ化を推奨しています。環境に配慮した生活への関心は、世界的にも高まりを見せている分野です。今後は電気やガスといった従来のエネルギーを取り合うのではなく、新しいエネルギーの活用への移行が進むことも想定されます。

電気代への対応は、一時しのぎのものではありません。これを変化の機会ととらえ、エネルギーの使い方そのものを考え直してみてはいかがでしょうか。

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