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事業再構築補助金 【第10回公募】変更点をチェックしよう!

補助金ポータル編集部です。

ウィズコロナ時代に対応するための、企業の事業再構築を支援する「事業再構築補助金」。3月30日に公募開始となった第10回公募から、新たな枠の創設やグリーン成長枠の拡充など「事業再構築補助金」が大きく変わります。今回は第10回公募のポイントをご紹介します。

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事業再構築補助金 【第10回公募】変更点・8つのポイントを解説

https://hojyokin-portal.jp/columns/jigyou-saikouchiku10th

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■事業再構築補助金の概要

事業再構築補助金の補助金額は、申請類型や従業員規模によって異なります。最少の金額は100万円、補助額の一番大きい類型では5億円までとなっています。

事業再構築補助金には、「成長枠」、「グリーン成長枠」、「卒業促進枠」、「大規模賃金引上促進枠」、「産業構造転換枠」、「サプライチェーン強靱化枠」、「最低賃金枠」および「物価高騰対策・回復再生応援枠」の8つの事業類型があります。

事業再構築補助金は、コロナに負けずに経済社会の変化に対応するため、これまでの事業とは違った新しい分野に思い切ってチャレンジする事業者を支援する補助金です。

例えば、衣料品の店舗販売のみ行っていた小売業がネット販売を始めて、全国に商品販売を展開したり、オフィス勤務の方向けの弁当販売を行う事業者(飲食業)が、高齢者向けの食事宅配事業を開始したりといった、さまざまな業種が行う多様な取り組みを補助しています。

■事業再構築補助金 第10回からの変更ポイント

(1)成長枠の創設、グリーン成長枠の要件緩和及び上乗せ支援の創設

成長分野に向けた大胆な事業再構築に取り組む事業者に向け、売上高減少要件を撤廃した成長枠を創設します。グリーン成長枠については、要件を緩和した類型(エントリー)を創設し、使い勝手を向上させます。

またこれらの枠で申請する事業者の中で、中堅・大企業へ成長する事業者や、大規模な賃金引上げ等を行う事業者に対し、補助金額や補助率を上乗せします。

(2)産業構造転換枠の創設

国内市場の縮小等の産業構造の変化等により、事業再構築が強く求められる業種・業態の事業者に対し、補助率を引き上げる等により、重点的に支援します。

(3)サプライチェーン強靱化枠の創設

海外で製造する部品等の国内回帰を進め、国内サプライチェーンの強靱化及び地域産業の活性化に資する取組を行う事業者を支援します。

(4)物価高騰対策・回復再生応援枠の創設

新型コロナの影響に加え、物価高騰等により業況が厳しい事業者や事業再生に取り組む事業者の事業再構築を引き続き支援するため、補助率を引き上げた特別枠を創設します。

(5)最低賃金枠の継続

最低賃金引上げの影響を大きく受ける事業者の事業再構築を引き続き支援します。

■申請類型ごとの上限額・補助率 ※中小企業の場合

【成長枠】

最大7,000万円

補助率1/2(大規模賃上げ達成で2/3へ引上げ)

【グリーン成長枠】

<エントリー>

最大8,000万円

補助率1/2(大規模賃上げ達成で2/3へ引上げ)

<スタンダード>

最大1億円

補助率1/2(大規模賃上げ達成で2/3へ引上げ)

【サプライチェーン強靱化枠】

最大5億円

補助率1/2

【産業構造転換枠】

最大7,000万円

補助率2/3

【物価高騰対策・回復再生応援枠】

最大3,000万円

補助率2/3(一部3/4)

【最低賃金枠】

最大1,500万円

補助率3/4

事業再構築補助金の第10回公募から「成長枠」「産業構造転換枠」「サプライチェーン強靭化枠」の創設や、これまでの枠組みの見直しや拡充が行われています。「業況が厳しい」、「物価高騰等の影響を受けている」、「成長分野への事業再構築に取り組みたい」、「賃上げへのインセンティブが欲しい」等お考えの事業者の皆様は、募集要項等を確認して自社に合った類型がないかを調べてみてはいかがでしょうか。補助金活用について迷うときは、補助金ポータルまでお気軽にお問い合わせください。

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事業再構築補助金 【第10回公募】変更点・8つのポイントを解説https://hojyokin-portal.jp/columns/jigyou-saikouchiku10th

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