見出し画像

装飾について

ある程度製作に慣れてきた人は、コースを作るに時に装飾をするという人がほとんどだと思います。でもその装飾ってどんな感じでやったら良いのだろう?と少し疑問に感じる方もいるでしょう。今回は装飾をするにあたって心がけていることを3つまとめます。

…と、その前に。前提として、装飾の方法は人それぞれです。というのも、人によって「綺麗だ」と感じるものは様々だからです。なのでこの記事に書くこと全てが正しいと言うことではありません。この記事を参考にして、その上で自分の好みを見つけていただければ幸いです。


1. 世界観を決める


ということで本題。装飾をする時、まず最初に世界観を決めています。今作っているコースがどういう場所で、どういう状況かを予め決めておくと作りやすいです。

人工物か自然か?

ここで気にしておきたいのが、その世界観は人の手が加えられたものなのか、はたまた自然そのものかということです。

人工物の例として、お化け屋敷や飛行船、城スキンが挙げられます。この場合は地形をある程度整えたり、十字架などのオブジェクトを作ったりするようにしています。

自然は、上記以外のスキンが当てはまります。この場合はあまり地形を整えすぎると不自然に感じるので、坂を使ったり、地形を少し崩したりしています。

これらを組み合わせて、自然の中の構造物を作ってみるのも良いでしょう。例えば、「洞窟の中にある坑道」であったり、「森の中にある古代遺跡」といった感じです。

例) 森の中にある水門

人工物か自然かを決めることによって、コース全体に秩序が生まれ、また世界観がはっきりします。そしてコースに臨場感が生まれて、良く見えるという魂胆です。(もちろん、あえて秩序を壊して非現実的な装飾にするのもアリです。)

2. 装飾はシンプルに

次に装飾はどの程度が良いのかについて。もしかすると、装飾が濃すぎると言われた人もいると思います。(私も昔指摘された記憶があります…)

装飾が濃すぎると、ギミックが目立たなくなり、コースの特徴が装飾だけになってしまいます。またルートが分かりづらくなります。なので装飾とギミックのバランスは意外と大切だったりします。

私なりの工夫として、一つブロックを指定して、基本的にはそれだけで地形を形成するようにしています。これを意識するだけでも装飾が濃くなりすぎるのを防げます。半あたり地形で背景を配置する際も、一つに絞ってみると良いでしょう。

私的オススメは地形ブロックです。わりとどの世界観にも合うので汎用性は高いです。ただ、どうしても地形ブロックだけで形成すると単調なので、時々固いブロックを固めて配置することもあります。

固いブロックの配置例

こんな感じで、シンプルに作ることを意識するとで自然とバランスの良い装飾になったりします。

3. 装飾がコースに影響していないか?

最後に、装飾がコースの内容に影響していないかを確認します。

例えば、装飾としてファイアパックンを使いたいときに、マリオに炎が当たらないかを確認します。

また、装飾によってルート難になってないかを客観的に見るようにしています。

装飾は必ずしも必要なものではなく、あくまで見栄えを良くするものなので、ギミックに極力影響しないように注意しましょう。

終わりに

以上が装飾をする際に心がけていることでした。これはあくまで一例ですので、自分に合った方法を探してみてください。





(^ο^)





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?