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金持ち父さん貧乏父さん


『金持ち父さん貧乏父さん』とは、1997年に発売され、全世界で2800万部、日本国内でも300万部売れた大ベストセラーのビジネス書です。実は僕は読んだことありませんが(笑)、中身は何となく知っています。(詳しくはGoogle先生に聞いて)

「会社が儲かって金持ちになれたらどうする?」

何年か前にこんな質問を友達にされたことがありました。その時は答えに困ったし、今聞かれてもやっぱり困ります。人はなんて答えるんでしょう。家や車を買うと答えるんでしょうか。(僕はたぶん金持ちにはなれないので「捕らぬ狸の~」ですが)

「欲しいものとかないの?」

いい家住んで(豪邸とか)、いい車乗って(ベンツとか)、いい服着て(グッチとか)、いい時計して(ロレックスとか)、いい飯食って(高級フレンチとか)、女遊びして(キャバクラとか風俗とか)…。たぶん普通の男が持つであろう願望が、僕にはほとんどありません。
誕生日もクリスマスも、特に欲しいプレゼントがありません。30歳を過ぎたくらいから、僕には欲しい“モノ”がなくなりました。(とはいえ、プレゼントという行為自体は嬉しい)

「モノより思い出」

かなり昔の日産自動車のCMのコピーですが、僕はこの言葉が好きです。家も車も服も時計も、誰かが作った”モノ”は、結局は消耗品だし、壊れたりもしますが(別に高級品やブランド品を否定しているわけではない)、自分が楽しかったことや感動したこと(=思い出)って、一生消えない。そして、それを思い出すことで幸せな気分になれたりもする。
だから、言うとすれば、「欲しいものは、思い出」です。

「宝くじが当たったら何に使う?」

この質問にははっきりこう答えます。
「旅行」
…そもそも宝くじは買わないので当たることがないんですが、趣味の競馬で大万馬券が当たったら、に置き換えて考えています。
でも、今となっては、「子どもの将来のために貯金」とか言っちゃいそうです。(完全親バカ)

旅行こそまさに「モノより思い出」だし、国内でも海外でも「旅行は冒険」だと思っているし、知らない場所に行くのは純粋に楽しい(なので僕は同じ場所に何度も旅行しない)。時間がある学生さんは、必死にバイトしてお金貯めたり、なんなら親に借金してでも、海外旅行に行った方がいいと個人的には思います。(就職すると金はあっても時間が無くなるので)

僕は「自分が主人公になれる冒険の一人旅」が好きなので、日本一周も(22歳時)、世界一周も(31歳時)、一人旅で経験しました(特に海外一人旅はRPGゲームのように大冒険!)。全てが大切な思い出だし、各地で撮った写真は今は僕の宝物です。できることならこれからも一人旅をしたいけど…子どもができるとそうはいかなくなりました。(ちなみに世界一周旅と言っても、居酒屋のトイレで見るあの船の旅ではありません)

「とかいって、実は稼いでるんでしょ?」

人は人の給料を知りたがるし、比べたがるし、年下が自分より多くもらっていると面白くなかったりもします。しかしまぁ、なぜ世間は芸人さんの「過去の最高月収」とか知りたがるんでしょうか。(どのみち僕は他人の給料に関心がないです)

ここだけの話として言っておきますが…
「代表取締役」だの「経営者」だの「会社10周年」だの言っておきながら、僕は間違いなく同い年のサラリーマンより稼いでないです。経営者にボーナスはないので(会社役員は無賞与)、年収で比べるとかなり下だと思います。…と言いつつも、いろんな出費(例えば携帯代やガソリン代)を会社経費にしてるので、純粋に給与明細で比べられなかったりするんですが。

結局、僕は一人会社のまま会社を大きくしようともしてないし(この先も)、必要以上に仕事に時間を奪われたくないし(子どもができてからなおさら)、そもそも「金持ちになりたい!」という願望もないので(昔から)、きっと僕はずっと『貧乏父さん』のままだと思います。(妻や子どもにとってはそれじゃダメなのかもですが)

そんな『貧乏父さん』の僕が、今また、「儲からない仕事」をしようとしています…(儲からないどころか赤字の可能性も大あり…)
詳細⇒https://cf-shinshu.jp/project/detail/585(もはや露骨に宣伝)

僕は日本一周も世界一周もしたので、「旅の話」はいっぱいできますが(特に海外)、もし興味がある人がいれば、それはまた後日。




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