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株式会社ホイミという会社

「株式会社ホイミ」は、僕が代表取締役で、妻を取締役として登記していますが(困った時の補助的役割)、社員は0人なので、実質僕一人の会社です。

会社名の由来は?

よく聞かれる質問です。
もちろん、ゲーム『ドラゴンクエスト』の呪文からです。

「ホイミ」とは、主人公がゲームの中で一番最初に覚える、「ちょっとだけ体力が回復する」呪文です。(ホイミよりもう少し回復するのがベホイミ、全回復するのがベホマ、味方全員全回復するのがベホマズン、などと変化していきます)

ちなみに、「ホイミ」はドラクエ以外には他に存在しない言葉のようで、ドラクエ作者の堀井雄二さん曰く「特に語源はない。適当に感覚で作った」だそうです。

なぜ「ホイミ」?

これもまたよく聞かれる質問です。
①前職でお笑い芸人さんのマネージャーをしていたこともあり、「人を元気にしたい」という想いを込めたかった。
②会社名は誰よりも自分(経営者)が一番言うので、言いたくなる言葉にしたかった。

その上で、人に覚えてもらえる言葉、人が呼びやすい言葉にしたかったんです。カッコつけた会社名(英語とか造語とか)、ベタな会社名(○○企画とか、自分の名前とか)は、嫌でした。

①②を考えると、ドラクエの呪文『ホイミ』ってピッタリなんです。
というか、会社を作った10年前も今も、他に思い付く言葉がありません。

会社名を付けるのは、創業者のみに許される重大な仕事ですが、会社を作ると決めた時に、すぐにふっと降りてきた言葉でした。秒で即決でした。我ながらいい会社名を付けたもんだ、と「自分で自分を褒めたいと思います」(by有森裕子)。

41歳の僕は完全にドラクエ世代ですが(FFはほぼやってません)、かといってドラクエマニアというほどでもなく、今はゲームを卒業したので(時間がない)、10作目はやっていませんし、次作もたぶんやりません。
なので、「ドラクエ好きなんですか?」とけっこう聞かれますが、「普通に好きです」と答えています。ちなみに一番好きな作品は断トツで、です。(異論は認めます)

モットーは?

『人を、街を、少しだけ元気にします。』

これは会社名を決めた時に同時に決めた、モットー的なスローガンです。名刺には最初から記載している言葉です。実は10周年を迎えるにあたって、自分で付けたこの言葉を改めて噛みしめています。(これも我ながらいい言葉付けたもんだと自画自賛)

10年やってきて分かったんですが、どうやら僕は「お金儲け」には向いていないようです。「お金のために」で割り切って仕事できないタイプのようです。

なので、「人のために仕事をする」「街のために仕事をする」ことにしようと、新年を迎えて改めてその想いを強くしました。そっちの方が断然頑張れるので。

儲からない仕事、割に合わない仕事、意味がないかもしれない仕事も、『人が、街が、元気になる』のであれば、これからもどんどんやっていこうと思います。(結果的に儲かるのが理想的ですが)

ちなみに…いま僕は、満席になっても全く儲からない(赤字?!)イベントを2ヶ月後にやろうとしています。⇒https://cf-shinshu.jp/project/detail/585

社員0人の超弱小イベント会社の、身の丈に合わない、バカで無謀な挑戦なんですが、想いと勢いだけで突っ走ってしまいました。その結果、今ひそかに大ピンチを迎えています…。その話はまた後日。

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