021-体重−7.5kgだってばよ!

 1週間ファスティングを終え、2ヶ月目もアフターフォローファスティング(三日間)を終えた現在、5月2日に体重計で計測した体重から、なんと−7.5kgという驚きの結果を醸し出していた!

 大人になってこの身長になってから、今の体重になったことは人生初。少食ファスティングに出会って、わたしにフィットしたことが驚きと嬉しさでいっぱい。世の中で流行ってる月曜断食は1日食べない日がある、とかは無理だった。どんなダイエット法も成果を出せなかったダメなわたし。ただ、この少食ファスティングに取り組んで手放したのは捨てたのは、我慢する食事制限やダイエットという概念だったな、と思う。既知のダイエットの前提のまま、今回のやり方をしてたら間違いなく結果出てなかった。

 何度も何度も根気よく伝えてくれていた『断食と言っているけど、意識の断捨離だから』というところがほんとにわたしにはよかった。断食期間中はとにかく心のデトックスが起こる。それをコントロールすることなく、とにかく受け入れ何もしないことを徹底する。気づいているだけでいい。そうするとたくさんの気づきが起こる。

 この意識のデトックス(断捨離)とは、ルール通りの食べ方を通して、体重や体型をコントロールする方法ではなく、食べ方という瞑想を通して自分が握りしめているもういらなくなった概念をひたすら手放していく、というのがメインの趣旨だった。体重減少はあくまで副産物。

 カラダを信頼してとにかくコントロールをやめていく、それだけをひたすら取り組んだ。意識の断捨離はすればするほど心も体も軽やかに変容していく。

 実は1ヶ月を終えた時点で、ずっと悩みだった過食衝動が1週間ほど爆発して続いたことがあった。この過食衝動でさえ、必要があって起こっているだけ、この観点で出てくるまま、食べたいまま過ごした。この考え方にわたしは救われた。

 この過食衝動は、わたしが今までどうしても食べることに向き合えず、ダイエットすることがストレスになってしまって、やろうした途端に過食スイッチが入って余計に太ってしまうことを繰り返すやっかいな感覚だった。これをほんとにどうにかしたかった。このせいでわたしは綺麗になれない!と思い込んでいた。

 産前の食べづわりの時の食べ方や食べ物の嗜好が戻らず、産後も完母で痩せると期待してた言葉もむなしく、妊娠で12kg増えた体重は5kgまでは減ったけど、そこから4ヶ月たっても一向に減る気配なし。食事制限しようものなら、またあの過食衝動がおでましになって、余計に食べてしまう始末。もうどうしようもなかった。産前にかかげた、【産後は人生で一番綺麗になる】という目標も無理や…、そして、ボディケア伝えてる人間がこんなカラダで人に教えるとか恥ずかしすぎて無理、とあらゆる面で自信も底をついていた。当然、何を着ても太ってスタイルが悪い産後おばさん体型だから、お洒落をする気力もなく、毎日2種類の気やすいダボっとした服を着回ししてた。

 1ヶ月で一番細身のジーンズが入ったことも嬉しかったけど、実は、今回の過食衝動が出て、甘いもの食べるのが止まらず、過食も数日したにもかかわらず、体重、そんなに増えなかったのだ!これが一番の驚きだった。過食してしまって、戻ってしまう!という恐怖がすごかったけど、この体重が戻らなかったのは実は世に言う停滞期といわれる存在のおかげだった。

 停滞期ってダイエットの天敵みたいに言われてるけど、ほんとのところ、ある程度まで減ったらそれが自分の標準なんだとカラダが慣らしてくれているボーナスタイムのことだと知った。このおかげで、過食が続いてもわたしのからだはこの体重の領域からそんなに増えることなく、アフターフォローの三日間に入り、ファスティングすると過食衝動もおさまり、そこからまたぐんと減ってくれて、この−7.5kgという結果だ。

 アフターフォローで得たことはさらに心が満たされる食べ方が定着したこと。あんだけ飲み込む食べ方しかできなかったわたしが、味わって満たされて食べることができている!これが一番嬉しい!!

 今回は2ヶ月間のファスティングで終了となるのだけども、もう一つ副産物として、ヘルシーな料理を作ることが楽しくなって、そういったものを好んで食べたくなったことが大きな変化の一つ。これもすごい意識改革だな、と感じてる。スーパーの惣菜かクックドゥ、冷凍食品を多用してたわたしですからね。レシピみて、作り置きするのが楽しい!とか、こんなに人って変わるもんなんやな、という実感がすごい。

 食べ方は生き方、見事に変化しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?