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ブラタモリ日記その22 「木曽三川 #240」 (2023.7.1)

番組内でタモリさんが絶賛した臥龍山行基寺(がりょうざんぎょうきじ)のお庭を見てみたいッ。以前は地層なんて興味なかったのに、なんだろ、本番組を観てると実際に自分の目で見たくなるのだ。

むき出しの岩盤。砂岩と泥岩が交互に織りなす層とそのゆがみ具合が地層ファンにはたまらないようだ。ボクもぜひ見たいのだが、地層をみて地球の歴史を想像できるほどの知識がないので、できれば解説してくれる人がいてくれたら、と思う。

下には養老断層があり、上に隆起したほうが養老山地、下に沈降したほうが濃尾平野となったそうだ。そういった予備知識をもって風景をながめるだけで、同じ風景でもちがったものが見えてくるにちがいない。

いつかブラタモリの旅をしたいと考えている。タモリさんが見たもの、そして歩いた道を確認する旅だ。その行き先の候補のひとつとして、臥龍山行基寺を認めておこう。



木曽川

「暴れ川 vs 人間 激闘の歴史とは?」

木曽三川 → 木曽川、長良川、揖斐川(いびがわ)

かつての木曽三川は3本ではなく、お互いが複雑にからみあう川

長年、水害に悩まされる(多いときで50年に75回)

木曽三川の地図
治水神社

治水神社 → 江戸時代中期に薩摩藩によって大規模な治水工事が行われた現場

流行り病もあり、約90人が犠牲になる難工事

川の高さ → 東から木曽川 > 長良川 > 揖斐川

増水すると木曽川と長良川の水が揖斐川へ流れこみ、大氾濫をおこす

臥龍山行基寺(がりょうざんぎょうきじ)

養老山地 → 臥龍山行基寺(がりょうざんぎょうきじ)→ 高須藩松平家の菩提寺


行基寺の庭

石垣のとちゅうから、岩盤そのままを活かす

泥岩と砂岩の層


泥岩
泥が積もってできた堆積岩。流れの静かな所でできる。
砂岩
陸から運ばれてた砂が積もってできた堆積岩。
水の流れでできる。


堆積岩 → 海の底に堆積した砂や泥などが、長い年月をかけて固まってできた岩石

養老山地は堆積岩が隆起してできた山

養老断層
濃尾傾動運動


濃尾平野 → 西側の養老山地に向けて低くなっている

養老断層 → 中に向かって力が加わり、片方が上に隆起(養老山地)、もう片方が下に沈降(濃尾平野)

濃尾傾動運動(のうびけいどううんどう)→ 1000年に1mのスピードで沈み続けている(日本屈指の沈降スピード)

千代保稲荷神社
(ちよほいなりじんじゃ、通称おちょぼさん)

千代保稲荷神社 → 120店の露店、年間200万人

名物、みそ串カツ

須脇山(8m)→ かつてここを流れていた木曽川が氾濫して大量の土砂がたまる → 自然堤防ができる → さらにその上に、この地域特有の強い風が砂をまきあげる → 高さ8mの砂丘ができる(湖畔砂丘)→ 小高い土地に人が住み、低地に水田

輪中堤

輪中堤をつくって家と水田を守る

約80の輪中があった


豪農 早川家

豪農 早川家 → 母屋より高い蔵(お米の貯蔵)→ 水害から守るため

小作人たちのぶんの米も備蓄


門樋(もんぴ)

大江川 → 輪中の中を流れている川 → 用水路 → 輪中の中にたまる溜り水を排水

門樋(もんぴ)→ 観音開き → 周りの水が低いときは開いて水を流す。周りの水が高いときは閉じて逆流を防ぐ

輪中があることによって土砂が川の底にたまり水位が上がる → 土を掘って盛り上げて田んぼにする → 堀田

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