QUEUEから里親様、支援者様に対するご報告

いつもお世話になっております。QUEUEの運営をしております、NPO法人いぬねこプロジェクト、代表の渡邊と申します。

今回、以前QUEUEから譲渡に出した猫の里親さんが、その子を外に出している様子をSNSに投稿しているとの旨、複数の支援者様よりご連絡を頂きました。すぐに確認させていただき、当該猫の里親様と連絡を取り、伝えるべきことについてしっかりと伝えさせていただきました。具体的には、厳重注意の上、猫を外に出すリスクについて再度しっかりと説明をさせていただきました。誓約項目の不履行ということで、猫をこちらに戻していただくことも考えましたが、里親さんも悪意があって行ったことではなく、今後外に出さないとの言葉も頂けたため、今回に限り不問としました。

QUEUEに限らず、当団体の運営するシェルターの動物につきましては、譲渡誓約書にて里親様と約束をさせていただく必須項目の一つに「完全室内飼育」を含ませていただいております。日々譲渡活動を行う以上、すべての猫たちの里親様の動向を逐一把握することは現実的ではないですし、そのような監視に近い体制で譲渡を行うことについても本意ではありません。従いまして、当団体で行う譲渡に関しましては、動物管理の責任を負っている者と里親希望者様、双方の信頼関係に重きを置いて活動をしております。

当団体運営のシェルターより動物をお迎えしていただいた方、お迎えを検討されている方に対して、深く感謝の念を抱くと同時に、こちらが提示させていただいている条件についてはしっかりと確認をしていただき、疑問に思う点に関しましては有耶無耶にせずご質問いただければと思います。それによって譲渡を即時お断りするなどということはございませんし、我々としても、あらゆる引っ掛かりをなくした上で双方気持ちの良い譲渡を行いたいと願っております。

今回のようなことを二度と起こさないためにも、よりいっそう適正飼育に関する知識の啓蒙に努めて参りたいと思いますので、今後とも我々の活動を見守って頂きたいと思います。

今回の件につきまして、支援者様、その他の里親様に対して不安な気持ちを抱かせてしまい、ご心配をおかけしてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。

NPO法人いぬねこプロジェクト
代表 渡邊裕樹
保護猫シェルターQUEUE
店長 松本凪紗

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