誓いと儀式

神に賽銭を投げようが
死人に線香をあげようが
星に願いを込めようが

現実は何も変わらねえ

神は現れねえし
死人は口を聞かねえ
星は燃えて無くなる

対象自体に意味はなく
思うことに意味がある

全ての祈りや決断は
己の魂に捧ぐ
誓いの儀式

今日も線香の香りと一音の最中
今を生きる自分自身と
深き誓いを立てる

でもやっぱり向こうで会えたなら
それは素敵な終わり方なのかもね

なんて思うからまだまだ弱いなあ、
進むしかないのに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?