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LAGがPUBG MOBILE部門の育成チームを作ったというお話

5億年ぶりにnoteを書きます。
書く書く詐欺常習犯のほだかなです、どうも。

昨年12月にLag GamingではPUBG MOBILE部門の育成チームの設立に向けて選手募集を開始し、長らくの面接・トライアウトを経て5名の選手をお迎えできることとなりました。わーい!
そこで、勝手な憶測でものを言われたりされたくないし、「Lag Gamingは一体何をしたいんだ?」といったことを周知するため育成チームを作るまでの経緯だとか主な目的を書き記しておこう思いまして。
おそらく、他のチームと目的とか経緯が違うのではないかなぁ。

まず最初に言っておくと、育成チームを作ることになった発端は私の"わがまま"。
大きな目的は2つ。

1つは才能のある選手の能力をさらにのばすこと。
私自身が多くの選手と関わるなかで、今でも強いけどもっと更に強くなれるんじゃないかって選手がゴロゴロいるなって感じてます。
なんか上からな言い方になっちゃうな。許してください。

もう1つは、上記のような選手に、いわゆるプロ選手としての考え方・言動を身に付けさせること。
昨年起きた不祥事やトラブル、大会からのペナルティだけでも概観すると「強いだけではダメだ」って、皆思ってるじゃんね。
でも結局何がダメなのかを教育・指導できる人が少なすぎる気がしませんか。
特に若い選手が多いんだから、絶対にやらなきゃいけないのに。
せっかく才能があるのに、言動や立ち居振る舞いでマイナスになるのはもったいないの極み。

って感じです。
Lag Gamingは大きなチームではないけれど、それを実現できるだけの力はあると思ってます。
いや、ある。

で、実は1年以上前から育成チームを作りたいと思っていたんですよね、私。
私が関わりを持ってきたフレンドの中で、「この子はもっと強くなれる」と確信を持てる選手(以下、A選手)がいまして。
やる気がある、現時点で及第点の強さがある、人間性◎。伸び代たっぷり。

ただちょうどその時PMJL・PMCL・PMOTが開催されることが発表されてしまったんですね~。
A選手もPMOTに出場する為にチームを探し始めだしーの。
今この段階で、A選手を自分のもとで育てたいという私の一方的な願望で中途半端に抱え込むことは彼のためにならないな、と。
おとなしく諦めました。えぇ。
しょぼんです(´・ω・`)
そして、PMOTではそのチームで戦うA選手を応援する日々でした。
まぁそれはそれで楽しかったから良し。

転機が来たのはPMOTが終わった後。
いつも通りA選手とクラシックを回している時の雑談で「チームが解散する可能性もありそう」、と。
「もし解散になったら新たなチームを探さないといけないんだよな~」、と。
チャンスだと思いました。はい。

まずは、Lag Gaming代表である平野に相談。
ただ、話せば話すほど育成チームをもつことはLag Gamingにとってメリットよりもデメリットのほうが多かった。
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①育成チームがPMOT・PMCLを勝ち上がっても、Lag Gamingに所属させたままPMJLに出す事ができない
②上記の結果を出してチームを売却すれば、育成チームの設立がお金目的だったと世間からは見られる可能性がある
③育成チームの活動をサポートするには、新たなスタッフが必要になる
④プロとしての意識を醸成する前に育成チームのメンバーが不祥事を起こせば、Lag Gaming全体の評価に影響がある
⑤そもそも予算をとっていない
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等々。

「少し考えさせて欲しい」と言われた。
まぁそりゃそうよな。
平野が言うことはごもっともで、育成チームの設立は難しいよな~って思いました。
再度しょぼんです(´・ω・`)

ただ、平野はその後に、こう言ってくれた。
「ほだかなさんがここまで強くチームに要望を伝えてきたことが今までなかった。それだけ強く望んでいることなんだろうと思うし、ほだかなさんが普段から選手のことを大事に考えてくれているのを知っている。僕としてはそのほだかなさんの気持ちを出来る限り汲んであげたい気持ちはある」と。
その言葉を聞いたとき、「あぁ、Lag Gamingに所属して良かったな」と改めて感じたね。ウン。
もし育成チームの設立が叶わなくても、これからもLag Gamingのために頑張ろうと思えた瞬間でした。

で、後日改めてミーティングを開いた時、「育成チーム、作ってみましょうか!ただし、現時点で良い待遇を用意してあげることは難しいけど、選手がそれでも良いなら……」と言われ。

( ゚д゚)
え、良いの?
ん?

「ほだかなさんがやりたいならやらせたいって言ったじゃん。それに、強い選手を育てることは、esports全体で考えると良いことだからね。良いじゃん、やろうよ」ってことらしいです。
平野……お前、良いヤツかよ。。(※平野は私の上司です)

ただ、条件は①私が責任を持って育成チームのサポートをすること、②予算をとっていないこともあり回収の目処も立っていない為、まずは金銭的な部分では無報酬でやること。
ただ、コーチの雇用費用やユニフォーム代は出してくれるとのことで、まぁ選手が納得してくれるなら現時点でそれで良いかな、と。
(※募集時の待遇の記載は「無報酬」でしたが、その後、本当に些少ですがお渡しできることにはなりました)
現在のesportsの世界でお金を稼ぐことは難しい。
いかに自分自身に価値を付けるかについても、きちんと考えながら活動をしてほしいと思う。
最初から満たされている状態って、言ってしまえばぬるま湯なんでね。

他にも選択肢があるなかLag Gamingを選んでくれた5名の選手たちに後悔させないよう、私も精一杯頑張りたいと思います。
どうかrintaro、miikun、Zest、Ryuta、Takeshiを応援して頂けると嬉しいです。

もし良ければ、育成チームであるLag Gaming NEXTの5名の選手のTwitterフォローを!
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◆Twitter
rintaro:https://twitter.com/Amber_gj
miikun:https://twitter.com/mnk_pubg0815
Zest:https://twitter.com/YYuk153
Ryuta:https://twitter.com/ryuta_0820
Takeshi:https://twitter.com/diamondtake4

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