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良い補聴器店の12の特徴

補聴器は非常に高額です。
実は購入した店舗により、
技術と知識レベルが大きく異なります。
現在、百貨店やメガネ量販店など様々な場所で
購入できますが同じ補聴器でも販売店のレベルにより
性能が活かせるかどうかが変わってきます
失敗しないように良い補聴器店の12の特徴
ご案内致します。

①言語聴覚士在籍
医学的聴覚アプローチが可能です。
通称『ST』と呼ばれ、国家資格です。

②認定補聴器専門店
お店の設備が厳密な基準を満たしています。
正確に聴力測定、補聴器の効果測定、品質管理等が
しっかりしております。

③認定補聴器技能者在籍
販売員が必要最低限の経験年数、知識がある
民間の資格です。
この資格が無い場合、
補聴器に関しては素人と言っても良いでしょう。
初回来店時、担当者に資格の有無を聞いてみると
良いでしょう。

④病院で補聴器外来担当
耳鼻科医師の指導のもと、
しっかりと行っていて、
症例件数も多いです。
症例件数=経験値なので技術は信頼できます。

⑤1駅間隔に店舗がある
本来、1駅間隔に店舗を出しても利益はマイナスです。
それでも出店している企業は
地域密着型を大切にしております。
困ったときにすぐ行けます。

⑥従業員が何年も変わらない
技能者とユーザーは信頼関係で繋がります。
従業員がすぐ変わる店舗は何かと問題があります。
また、販売担当者が引き継ぐと
自分は販売してないので素っ気ないです。

⑦メーカー多数取り扱い
各メーカー毎にユニークな機能があるので
個人個人に合う合わないが生じます。
それに対応出来なくなります。
また知識も固まります。

⑧値引きはしない
基本的に
補聴器の価格=本体価格+調整技術+メンテナンス費用
値引きしたから調整は知らない(自信がない)と
言うことです。
補聴器は買って終わりな家電製品ではありません。

⑨広告によく聞こえる・体験談を載せない
補聴器は医療機器であり、
また聞こえ方(聴覚レベル)も差があります。
『よく聞こえる』や『ユーザー個人の体験談』は
誇大広告であり、
法律で罰せられる可能性があります。
補聴器工業会でもルール決めされております。
違反する企業はまともな企業ではありません。

⑩集音器は取り扱わない
よく一緒くたにされますが、
補聴器=管理医療機器
集音器=家電製品
家電製品は使用して身体壊しても責任は
取りません、という非常に危険なもの。

⑪1階に店舗がある
特に上層階、デパート、駅ビルにあるのは
敷居を高く演出。
高額な補聴器しか扱ってないので
お引き取り下さい。と言うこと。
ビル内では店舗の雰囲気も分からない為、
非常に危険。
耳鼻科医師からのクレームが多いです。

⑫会社の給与が歩合制ではない
歩合制だと高額な補聴器をゴリ押しして来ます。
人間、お金の為ならなんでもします。

いかがでしたでしょうか。
現役の補聴器技能者から見た販売店の選び方です。
上記とは別にメーカーや技能者との相性もありますので
じっくりと補聴器販売店をお探し下さい。

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