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私は将来について真面目に考えると決まって鬱になってしまう。なんの希望もない、生活が良くなるビジョンも見えない、と思ってしまって何にも手につかなくなって涙が出てしまう。なんて無責任なんだろう。いつも同じ考えのループに入って、最後どうしようもないような気がしてくる。それだからあまり考えないようにしている。


父の話は私が病気なことを前提に進んでいないような気がする。私が病気の話をするのが苦手みたい。とにかくもっと頑張るしかないと言われる。私の頑張りが足りてないのは百も承知だし何にも言えないけど、うまく評価してもらえないのに何のために頑張ればいいんだろう。誰が私のケアをしてくれるんだろう。でもそう思ってしまうからいけなくて、生きるために家族のためにただやるしかないと思わないといけないのだけど、私はまだそこまでのところに行けてない。あなたはひとりだから人のためにお金を使わなくていいしこのお金で充分足りるはずだと言われた。父の場合は母を養うためにもっともっと苦労していたと。父が精神的なケアをするのが苦手で、ていうかまずそこまで気が回らないのはよくわかるけど、母がいなくなって私もどう気持ちに折り合いをつけたらいいのかわからない。父(と母)が昔も今も苦しんできたのは知ってるけど、私もそれに続くしかないのか。どうしても他人と自分を比べてしまう。ああ病気じゃなかったら。どこでも元気で働けるようなこころとからだがあれば。


心の奥底にずっとある希死念慮がたまに表に出てくる。今すぐどうにかしてほしい、と頭がめちゃくちゃになって走り出しそうになる。歯を食いしばって顔をひっぱたいてみる。死にたいと思うことってなんか恥ずかしくて情けない。こんなことで死にたくなるなんて。もっとつらい人たくさんいるのに。昔から死にたいと言う人のことを放っておけなかったけど、結局死にたい自分を救うために声をかけているんだなと思ったり。


私の人生の目標は自分で死なないこと。苦しくなったらお姉ちゃんに言うし、友達に助けてとも言うし、SNSにもしんどいって書いちゃうし、精神科に駆け込んで先生に泣き言を言ったりもする。天国でお母さんに会ったら絶対怒られるから、どんだけダサいと思われても生きのびる。

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