ダイキュリーアイスをすこれ

え!このフレーバー不人気なんですか!?

まあ、確かに味にちょっと癖あるしな…
なんて言ったら自分の味覚を通好みだと鼻にかけているようなニュアンスが醸されるかもしれないけど、違うからね!?基本食いしん坊でなんでも美味しく食べられるだけだ。あと、味覚の好みに貴賤などない。

いままであまり意識しなかったフレーバーを今年はじめて食べてみたのは、実家への手土産にサーティワンを選択したのがきっかけだった。

行列に並びながらメニューを見ていたときに何となく目に止まったのがこのアイスだった。
改めてこのフレーバーの存在を認識し、最初に抱いた感想は「地味かい。」だった。いや、青一色て。ブルースクリーンやんけ。ガリガリ君とキャラ被ってるし。

逆に興味が湧き、注文した。
家族で各々選ぶ時、私は誰にも取られぬよう真っ先にこのアイスを奪取したが、今思えば無用な心配だったかもしれない(ド失礼)。
一口スプーンに掬って口許へ運ぶ。


な、なにこれ!!!???

味分からん(ド失礼)!!!!!


いや、私の感覚で十分「美味しい」にはカテゴライズされる味なのだが、なまじっか風味が複雑で「どんな味?」と聞かれると確実に言い淀んでしまう。これは一体何味なんだ?シンプルな見た目に反して味は複雑すぎやしないか。これが世に言うギャップ萌えか。
答え合わせし(ググッ)たところ、曰く「ラムとライムのカクテルをイメージ」したフレーバーだそうだ。地味にライム刻むな。

まあ、ハッキリとした味ではないし単体では少し火力不足が否めないかもしれない。が、このフレーバーはダブルで注文したときその真価を発揮しそうだ。
後味がスッキリしており、清涼感をもたらすビジュアルと香りは、同じく期間限定の杏仁豆腐などの高火力フレーバーやフルーツシャーベット系と組ませたら名サポーターに変貌する気がする。ここでいう火力とは、分かりやすく感じる甘味や風味のことを指しています。

夏季限定だそうで、8月も半ばを迎えてしまったがもし機会があれば読者諸兄姉にもお試しいただきたい。そして味の複雑さに首を傾げてみていただきたい。

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