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ReverbG2 使ってみた感想

ReverbG2が4/10に届きました。使い始めて2カ月ほど経ったので感想を書こうと思います。

PC環境

やや古いですがVRを動かす分には問題ない環境です。

CPU: Ryzen 2700X (8c16t)
MEM: 32GB (8GBx4)
GPU: GTX1080Ti (OC)

自分の環境ではTypeCでの接続が不安定だったのでTypeAに変換して接続しています。

所有している(していた)HMD

ViveCE、VivePro、Quest、Quest2、ReverbG2

今まで所有したことのあるHMDです。ViveCEは故障したので今は持ってません。用途としてはcluster/VRChatといったVRSNSでもっぱら使っています。

さっそくですが使ってみた感想です。

良い点

画質音質付け心地は非常に良いです。解像度が2160x2160なので非常にシャープできれいです。スクリーンドアも見えません。SteamVRの解像度を200%以上に上げれば非常に滑らかに見え、ピクセルも感じません。ヘッドフォンもIndexと同じ非接触型なので蒸れることなく快適です。重さに関しても500gでViveProやIndexより軽いです。

HMD単体のトラッキングはかなり優秀です。自分のデスク周りの環境では非常に安定していてブレも少ないです。ベースステーションの位置や遮蔽を気にせず使えるのはインサイドアウトトラッキング方式の利点ですね。

Indexコントローラーと組み合わせて使ってますが、Quest2と違ってSpace Calibratorの再キャリブレートなしに使える点が非常に楽で良いです。

気になった点

視野角は狭いです。感覚的にはQuest2とほぼ変わらないです。また、高精細ですがはっきり見えるのは中心部だけで周囲はボケたり色がにじむのではっきりは見えないです。

駄目な点

付属コントローラがしょぼいです。トラッキング範囲が狭く、特に上下のトラッキングが致命的に駄目です。コントローラ1つで単3電池を2本使う割には重くて電池も持たないです。また、ボタンやスティックにタッチセンサーもありません。振動(ハプティック)も安っぽいです。

自分の環境問題かもしれませんが認識が不安定で、再認識させるには毎回再起動が必要です。使う前に再起動が必要なので非常に面倒です。

WindowsMRの仕様かもしれませんが、接続すると仮想ディスプレイが3枚増えるので重いです。起動したアプリが仮想ディスプレイ内で起動すると、デスクトップで操作が必要なVRアプリでは面倒なことになります。(clusterとか)

VRSNSユーザとしての感想

clusterやVRChatといったVRSNSで何度か使用してますが負荷が高いとSteamVRが結構な頻度で落ちて不安定です。(原因は不明)

長時間安定して動かないので正直VRSNS用途には基本的には使ってないです。また、VRChatではなぜかTerrainが正常に表示されないので、Terrainを使用した飛行機で飛ぶワールドとかで遊べないのが残念でした。

なので普段使いは無線で安定してるQuest2+VirtualDesktopに落ち着きました。

ReverbG2のHMD自体はとても良いので、今はもっぱらゲームや動画鑑賞、きれいなワールドの観賞用にして使ってます。

高画質化の将来

VRChatで使ってみて感じたことですが、よく見えすぎて前は気にならなかったテクスチャ感や3Dポリゴン感がより強調されて見えました。HMDの高画質化に伴ってワールドやアバターに求められるクオリティーも上がっていくかもしれないなーと感じました。

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