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【進捗/所感】シナンジュ[3]

完成報告の前にキットについてやこれまでの工程に関する雑記など

HGUCシナンジュについて

このHGUCシナンジュは10年以上前に発売されたキットですが、RGよりもクセの無いバランスの取れたプロポーション、組みやすいパーツ分割構成など、複雑な形状の部位の多いデザインを組みやすく構成したHGUCの中でも優秀で素晴らしいキットです。

設定対象年齢による安全面を考慮したバーツ形状のダルさや、塗り分けがシールに依存しているはことは抜きにしても、唯一物足りないと思ったのは肩アーマー内部。ここは他と比べてもとても目立つ箇所でしたので、もう1パーツ何かディティールが欲しかったです。

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製作面で残念だった私

私自身の問題として塗面クオリティが安定せず、特に塗装面のざらつきが見受けられました。原因(言い訳)は下記の通り。

・クリアカラーの発色が見えない(見慣れていない)せいで塗料の乗り具合を見誤った。
・塗料の希釈具合に応じた噴出量をコントロールできていない。(指先の動きでなんとかしようとし過ぎ。)
・塗料の撹拌不足。

改善点の為の課題

基本ではあるがテスト吹きで希釈具合を確認する。
吹き付け距離を遠くし過ぎないよう注意。(長年のスプレー塗装の距離感覚の癖を直す。)
エア圧を高めにする。

工程から得た結果

それなりの独特の表現にはなったが、ハッキリ言って作業工程に見合わない中途半端なものと言わざるをえない。

キャンディ仕上げはクリアカラーで失敗したら修正が困難でシルバーからやり直さないといけないっぽいし、狙っている目的の色を発色させるには経験を積まないとむり。

きちんとシルバー下地を作ってキャンディでグラデを作った方が綺麗で派手な映えたものになると思う。

つや消しのおかげで粗を隠して落ち着いた雰囲気にはなったけど、面倒な手間ゆえの粗と光沢を潰してしまっているのでは意味がない。

恐らく私は二度と同じ工程で作品を作ることは無いでしょう。

というわけで完成作品披露です。


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