【雑記】反論に付き合えないなら共感を求めない

相も変わらず趣味のプラモデルに関する四方山話。

プラ友の制作した簡単フィニッシュのRX78にて。
黄色のパーツのスミ入れ色が黒でちょっと不自然だなぁと思って指摘したのですが、当人曰く「マンガっぽくパキッと見える」のが「カッコいい」とのこと。

私は最近、スケールモデルのテクニックや制作の考え方を取り入れてたから忘れてたけど、ガンプラ界隈はそうだったわと思い返すことに。

さらに聞くと、ボックスアートや完成見本がそうだからという。やっぱり公式の影響力強し。

別に悪い訳ではなく好みの問題。

私がカッコいいと思うガンプラで重視するのは『実在感』であり、巨大人工建造兵器としての構造とか縮小模型としての見え方に気を遣っている。つまり彼のカッコいいと思うものと全く違うだけなのだから。

むしろ多数決的に言えば私が間違っていた。
ジェネレーションギャップもあるだろうが、カッコいいと思う感覚も多様化してるのだと思う。

しかもガンプラの完成見本がそっち寄りに作られているのであれば私の方が異端。

もちろん多数決の票の多い方が勝ちとか、どっちが正しいとかを言いたい訳ではない。

こういうことを言葉足らずにSNSに流して悪い方に盛り上がってしまうのを何度もみて見苦しいなと思うのだ。

私の場合、上述のプラ友とはこの件で別に仲が悪くなることはない。

私は最初に指摘しつつも、なぜ黒なのか？を聞きたかったし､それが例え好みの話だったとしても、さらにそれをなぜ好きなのかまで聞くことが出来た。
そして今回は自分が間違っていたという答えに至った。

もちろん相手との距離感により言い方や受け方、そして落としどころは変わるだろう。

ただ基本的に自分の発言に周囲からの同意を求めるなら、その発言に対する反論にも正面から向き合い、相手を理解し自分を理解してもらうまで対話する覚悟でないと、袋叩きにあって辛い思いをする可能性がある。

ポストを押す前に思いとどまるか、言いっぱなしで逃げる、もしくは同意を求めない言い回しにするのがコツよな。