重いマーシャルについて考えた
中川さん(@YappyHappy0712)に誘われて90年代のB'zについてあれこれ書くことになりました。
うーん、歌詞について書くのか、、。そうですね。楽器を全くやらないから松本サイドは分からないけれど、歌詞については少し迫れるものかもしれないですね。やってみましょう。
とは言え、あんまり本気で書いてしまうと息切れしてしまいそうなので、1回目は軽く行きます。(継続したいことは、初っ端からアクセルをべったり踏まないことが大事です。)
「Pleasure ’91 ~人生の快楽~」という楽曲があります。調べてないけど発売はおそらく1991年。
「LADY NAVIGATION」というシングルのカップリングで。当時カップリングといえばそんな注目されないものだったはずなのに、いやいやとても人気のある曲ですよね。
この曲に「重いマーシャル運んでた腰の痛みまだ覚えてるの」という歌詞がありまして。ここを話しましょう。いや、ここだけです。ごめんなさい。
僕、恥ずかしながら「マーシャル」のことを発売当時はよく分かってなくて、ベストアルバムに入った頃になってようやく友人に聞くんですよ。
「マーシャルって何?」って。
優しい友人は静かな顔ですぐ教えてくれました。
「アンプだよ。音を歪ませるんだ」って。
そういえばミュージックステーションで演奏する人のそばにスピーカーみたいなのがあった気がして、ああいうものかと僕は疑問をすぐに収めました。友人も専門ではないので、色々聞いてみようとは思わなかったのもあったかな。とにかく、そこで話しは終わったはずでした。
でも、そこで話を終えてしまった自分は大事なことを確かめていなかったのです。
あまり自覚はしていませんでしたが、あと少し疑問が解決していなかった。
そう、マーシャルは重いのか?そして、どのくらい重い物なのか?ということである。昔話をする二人に寄り添うならば、その重さこそ知っておくべきだというのに。
ただ、僕もその話をしたあと、大手では無いものの就職が決まりまして。すると、まあまあ忙しくなるんですね。たまにB'zを聴いてみても「重いマーシャル」云々に引っかかることもなかったのです。世界水泳とか季節折々にB'zのお二人の顔は見ていたのですが、なかなか。
でも、時々は気になる夜があったんです。稲葉さんの歌詞が現実にちょうど上手くはまってしまう時が。
マーシャルというものの実感がうすくて「何だかよく分かんないなあ」となることが、また自身の読みが甘いと感じることが、確かにありました。
そして今、頃合いかもしれません。ずっと疑問に思っていた(それは言い過ぎ)マーシャルの重さを調べるときが来ました。
ということで、ここから本題になります。マーシャルの重さを調べてみます。
まず「マーシャルはどのくらい重いのか」とGoogle先生に聞いてみます。
これで分かれば終了。本題は終わりで、あっという間にツアー終了です。しかし出てきませんでした。何だそれ本当に重いの?
Yahoo知恵袋にまったく同じような質問があるようで出てきました。これです。
しかし、、マーシャルがアンプであることは教えるもののついでに重量を教えてあげるような回答者はいませんでした。もっと情緒豊かに教えてあげる人はいないんでしょうか。腰の痛みをもっと具体的に感じさせてあげようって、ならないかな。まあ、ならなくても良いはずだな、うん。
次に、メーカーのサイトに行きます。正攻法です。兵は、点を決めるためにまっすぐ走るのです。
今度は「マーシャル」と打ち込んで想定通り先頭に出てきた「マーシャルアンプ社」へ。公式に聞くのが一番。頼りになるのは公式。僕も公式マークが欲しい。
メニューを見て「製品情報」→「Amps」と辿っていくと、アンプが色々並んでいます。でも、腰を痛めてしまった時のアンプってどれなのかよく分かりません、、。そこで公式のTwitterがシェアしている写真に目をつけました。
ささきさくらさん(@sak_gt)というギタリストの方のアカウントの写真です。
アンプ、大きなのと小さいのが並んでいるのでちょうど良いですね。人の大きさとの比較もできるし。曲の発売から数十年経ってしまいましたが、こういうもののサイズ感はさほど変わらないのではと思うので、ここに写っているアンプの重さを確かめてみよう。
どん。各機器のスペックを確かめて「重量」をオーバーレイしました。写真を勝手に編集してごめんなさい。
それぞれ10kg〜25kgくらい、、。思っていたよりも重くないような気もする。右後ろのやつはキャスター付きみたいだし。でも積み重ねたりしないといけないからそこは大変なんでしょうね。積み重ねるときはどうやってするのか、僕はまだ知らない。
「重いマーシャル運んでた腰の痛みまだ覚えてるの」
ようやく重さの程度が分かった気がします。なので運んだつもりになって腰を押さえてみても、よりリアルに感じられる気がします。ちょっと背中も痛いです。
でも、辛い・痛い思い出でも、あとで振り返って一緒に話せる人がいることは、いいなあと思いました。B'zの歌詞の中にはそういう描写が多いですよね。僕はそういうところが好きです。
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