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「他人事」

ファンの皆さんのお薦めを注文しました。

地元のお店に届くので明日辺り受け取りに行ってきます。

(noteでもコメントをいただきましたが、twitterでもたくさんリプをいただきました。)


「福島がTOKIOを応援する」という主旨のタグが流行り、様々な反応がありました。私は個人的に「集団に全くなじめない」「徒党を組むと失敗する」性質なので、意図の限定されるタグは使わないことにしていますが、応援したいという気持ちは強く持っています。

ただ、私は被害者さんの内心を知る事ができないわけで、「彼女にどう受け止められるか判断できないから、騒ぎ立てないほうがいい」というのはまさにそうだと思います。


私も記事を削除するべきか悩んでいます。



もう一つ、今回様々なご意見に接してちょっと違和感が生まれていまして、

アルコール問題について、「他人の問題」として語っていませんか

という。

ぶっちゃけ言えば、今回何か言った人達は、飲酒で問題を起こした事・性的な問題を起こした事、全くないのかな、とひっかかっています。

疑り深い?めんどくさい?

そうかもしれませんが。



私の身内にも習慣飲酒など、アルコール問題を抱えた人がいます/いました。

だから「あんなの他人事」というのを勝手に読み取って神経逆なでされるのかもしれません。

(詳細は、無料で他人に読ませるものでもないよな、ということで書きません。が、「仕事は一生懸命やる」「シラフなら真面目」というのは他のアルコール問題を抱えている人とほんとに同じ。)



でも、

アルコール問題を抱えている人が、あえて一般論として「アルコール依存は問題だ」と語っているかもしれない。己の問題をカミングアウトしたくないから、あえて他人事としているかもしれない。

山口氏が「自分はアルコール中毒ではないと思っている」と会見で述べたのと同じ状況かもしれない。

何かの問題を抱えている人ほど他人を攻撃したり、意識高いことを言いたがるので、「他人事だと思い込もうとしている人」の雰囲気を私が嗅ぎ取っているのかもしれない。

他人の闇をこじ開けていいのか、無責任に暴き立ててもイジメになってしまう。漫画の悪役をやっつけるシーンでもあるまいし。

(どっちにしろただの勘なんですけど)


いやまぁ、本当に身近にそういう問題が存在しない、清潔で平和な人生送ってる人が「謝罪すべき!」「治療すべき!」って言ってるかもしれませんけど、人間なんてストレスかければ誰でも壊れるので、他人事ではないのではって思ってて。

どうしても震災と結びつけた話になって申し訳ないんですが、あれからアルコール問題やそれに伴うDV問題などが増えています。



TOKIOに恩返しをしたい、そう言いながらもしも己の問題を放置してしまったら、なんだか色んなものが取りこぼされてしまう気がします。



いい専門家が近くにいないとか色々あるから、「どうするべきか」を軽々しく指示なんてできませんけど、今回の事が一過性の「口先バトル」で終わらなければいいな、と思っています。





あともう一つ、「被害者のプライバシーは売り物ではない」ということを(特にマスコミに)理解させる為には何をしたらいいかな、というのもずっと考えています。

そういうネタは「売れない」という現実を作るのが一番効くんでしょうけど…



この記事の最後に

私の中にある「飲酒問題と、それによって培われた人間への警戒心・不信感」を飼いならすのも課題なんだなと気付きました。

不信感しか向けてこない相手の話を聞こうっていう人間もそういないでしょうし、何かを変えたければ自分が変わらないとな、と