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夏の早朝輪行ヒルクライム第3弾:入山峠

 いろいろサボってるうちに、9月も末になってしまいました。この夏、猛暑を避けて、涼しい早朝に短時間だけ自転車で走りたいと始めた早朝輪行ヒルクライムですが、前回の和田峠での撃沈を反省して、8月半ばに斜度の緩い入山峠に行ってみました。天気は今ひとつだったものの、今回は無事、初心者アラカンおやじでも足つきなしで登れましたよー。


途中までは前回とまったく同じバカの一つ覚えコース 笑

 今回の入山峠ですが、八王子方面から武蔵五日市方面に行くことができる林道のコースで、途中までは高尾駅から高尾街道〜美山通り〜陣馬街道という前回の和田峠への道とまったく同じという、アラカンおやじの小さくなった脳内メモリにも負担の少ないコースです。しかし、まったく通った記憶のない分岐などもあって、ショックを受けました。2週間前に通ったばっかりなのに……笑。

 まあ、それはそれとして、陣馬街道はずっと北浅川沿いに通っているのですが、醍醐川との合流地点で今回は陣馬街道を離れて、今回超える入山峠のある林道盆堀線につながる醍醐川沿いの道に入っていきます。

 林道とは言え、舗装はされているようなので、ロードバイクでも走れます。ただ台風が通過した直後ということもあって、ちゃんと通れるか心配でしたが、とりあえず「落石」「通行注意」との表示はあるものの、通行止めにはなっていなかったので、行ってみることにしました。

台風直後でしたが、林道は通行止めにはなってませんでした

緩急ありなのが助かりました

 登り始めてすぐに斜度10%がやってきて、うひょーとか思いましたが、その後すぐに4〜5%に落ち着き、その後はほとんど6〜9%くらいの斜度が繰り返される感じで、前回の和田峠のいけずぶりに比べると、信じられないほど初心者ウェルカムな峠道で、初心者アラカンおやじでも、とにかくゆっくり登ればなんとかなる優しい峠でございました。

上に登ってくると眺望も開けてきます

 途中に入山トンネルがあって、峠のてっぺんではないのですが、急な上りの連続は事実上そこまでなので、一応、そこまでは足つきなしで今回は登りきることができました。トンネルを抜けると、天気さえよければそれなりに絶景らしいのですが、ガスってて何にも見えませんでした 笑。

登りのピーク、入山トンネル。峠自体はもうちょと先です
トンネルを抜けると、天気が良ければ、眺望がよいみたいなんですが…

 その後は平坦ベースで、たまにアップダウンありという道をしばらく走って、看板のある峠のてっぺん(サイコンの記録によると標高607m)へ。

つるつる路面でゆっくりダウンヒル

 しばし補給食などいただきつつ休憩ののち下り始めたものの、台風による雨のせいか、苔むした路面は濡れてつるつるで、スピード出して下るには、特にブレーキをかけたときに滑って、まるでコントロールが効かなくなったりしたので、おそるおそる、ゆっくりと下りました。ヒルクライム最大のエンターティメントを楽しめないのは悔しいですが、コケるのもバカバカしいので、仕方ありませぬ。

濡れた路面がつるつるよく滑るですー

 八王子側に比べると、五日市側は荒れた路面も多く、ところどころに落ちて時間が経ってないと思われる落石なんぞもあり、正直、ヒヤヒヤしながらの、割と長い下りになりました。

前方左にちょっと土砂が崩れてきてて、ビビりました

ツールボトルを落としました 笑

 というわけで、武蔵五日市駅に着いて、輪行の準備をしようとしたら、車輪をはずすためのアーレンキーが入ったツールボトルが、ボトルケージに納まってないでありませんか。峠のてっぺんで撮った写真では写っているので、下りのどこかで落としてしまったようです。車輪がはずせないのでは輪行できません…。

 しばし途方に暮れたのち、5mmのアーレンキーがありさえすれば輪行できるので、ホームセンターなどをスマホで検索。隣の武蔵増戸駅のそばにコメリがあることがわかったので、とりあえず向かってみましたが…。

 早朝ライドが仇になりました。コメリ開店まで30分も待たなければなりません。しかし30分走れば、距離的には多摩サイまで行けちゃう…。というわけで、帰りは自走に。ツールボトルや中に入ってたインフレータとかバルブとかは全部買い直しになっちゃったのは痛かったです 泣。

 というわけで今回の教訓 笑。

  1. 力量にあったコースを選びましょう

  2. 下りでは持ち物の落下に注意しましょう

 今回のライドの動画下が記になります。お時間があればぜひ。


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