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母趾内転筋と長趾屈筋の関係

母趾内転筋と長趾屈筋の関係

・足底の筋肉は底面から浅層、第1層、第2層、第3層の4つの層に分かれる
・母趾内転筋(斜頭と横頭)は第3層、長趾屈筋は第2層に含まれる
・それゆえ長趾屈筋は母趾内転筋よりも浅い(下方に)位置取りをする
・長趾屈筋腱は母趾内転筋筋腹と隣接するため、長趾屈筋腱の緊張は母趾内転筋へも影響を及ぼすと考えられる
・前足部に荷重がかかる場合、長趾屈筋・長母趾屈筋・後脛骨筋によって内側アーチの剛性を高めるが、その際に長趾屈筋は長腓骨筋と共に母趾内転筋の収縮効率を上げるのではないかと考えられる
・それゆえ前足部荷重となった際も母趾内転筋(特に横頭)の機能によって開帳足とならず足部の剛性が保てるのではないか

参照資料

・ネッター解剖学アトラス原書第5版

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