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尺骨神経の走行 手部

尺骨神経の走行 手部

・尺骨手根屈筋腱の内側を通り、屈筋支帯と掌側手根靭帯の間を通って手部に入る
・この時、豆状骨と有鉤骨鉤の間(ギヨン管)を通る
・ギヨン管の手前で浅枝に深枝に分かれる
・浅枝は短掌筋に枝を送りつつ、小指の内外側面と環指の外側面に枝を送る。この時、環指の内側面には正中神経との交通枝も送る
・深枝は有鉤骨鉤の下縁を回るように内側に向かう。この時、短小指屈筋や小指対立筋に枝を送りつつそれらを貫く。そのまま全ての掌側骨間筋、背側骨間筋、第3と4の虫様筋に枝を送りつつ、母指内転筋まで走る

参照資料

・ネッター解剖学アトラス原書第5版
・Wikipedia

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