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目標を紙に貼る、第3の効果
目標設定
目標を壁に貼ると叶うと聞く。確かに実際に貼ってみると叶ったりする。その理由は主に2つあると思っていた。
①言語化により目標がクリアになり、目指しやすくなる
②常に目標を「見る」ことで、目標から離れることに対する心理的不協和が発生。目標から離れることに対してストレスが溜まる状況が発生し、そのストレスが目標に導いてくれる
この2つのみかと思っていたが、もう1つあるかもしれないと思ったのでメモ
チーム
チームで難しいゴールへ向かう時、そもそもの意義、目標、ゴールに至る道標をDeckに落として意識統一して向かう。事が多い。このプロセスが漏れるとメンバーが意義を感じられずモチベーションが下がったり、目標からずれた非効率な行動を取ってしまったりする。
一方で最初にゴールへのアラインが取れてたら、発案者が想像できていなかったようなアイデアが生まれ、想像以上のベストな結果に近づく。事が多い。
多重人格性
人は多重人格性を持ったものであることを前提に置くと、生きやすい。家族の前、友達の前、恋人の前、仕事の時でも同僚と話す時、顧客にプレゼンするとき、顧客と打ち上げをする時。異なる人格が自然に出ている。ポイントはそれぞれの人格があることに「自分はコロコロ変わる…」とネガティブになるのではなく、それぞれの人格を磨き上げ、切り替えられるようにすることでしなやかな人間になれると割り切ること。多重人格であるという前提。
目標を貼り出す第3の効果
前提:自分、という存在もいろいろな自我を持った人格が集まったチーム(以下、多重人格チーム)
例えば元旦に「今年こそはダイエットする」と目標を立てるときの自分はプロジェクトリーダー、飲み会後のラーメンが食べたい自分、チョコレート特集番組を見ているときのぼーっとした自分、仕事でむしゃくしゃしてコーラを飲みたい自分、いろいろな自分で集まったチームを率いる必要がある。
第三者同士で構築されたチームと多重自覚チームとの決定的な違いは、メンバーを同時に集めてMTGができないこと。バラバラに動くメンバーを統括するために、それぞれのメンバーが確認できる「1枚の紙」という旗印が必要なのかなと。
つまり、目標を紙に書き出す第3の効果は「相互コミュニケーション不可なメンバーによって構成された多重人格チーム統率の実現」と考える。
まとめると
①言語化により目標がクリアになり、目指しやすくなる
②常に目標を「見る」ことで、目標から離れることに対する心理的不協和が発生。目標から離れることに対してストレスが溜まる状況が発生し、そのストレスが目標に導いてくれる
③相互コミュニケーション不可なメンバーによって構成された多重人格チーム統率の実現
おしまい。
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