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アラサー女、痔になる〜診察編②〜

前回までのあらすじ

_______齢27歳のピチピチのOLの肛門に異変!?
ウンコを漏らすな…と思ったら痔が発覚!もしかしたら手術が必要かも…
今回は手術が必要かどうかの検査に挑む!!!!!怒責検査って何〜!?☆



「次回は怒責検査と大腸カメラをします」との説明を受け、なんだそれは…と思い、ついに検査の日。
検査の日は特に前準備などいらず、仕事の合間を縫って肛門科へ。
待合室ではあからさまに肛門が痛そうな女子高生がおり、座るのも歩くのも困難そうでこんな風になりたくなさすぎる…と戦慄した。
そんなこんなで名前が呼ばれ検査室へ。

ちなみに怒責検査とは…

怒責診とは、検査用トイレでいきんでいただいて、いきんだ状態の肛門を観察する検査です。

肛門科専門病院:川崎医院

つまり、内核痔なんかは普段隠れているのでそれを見るための検査ってこと。
検査室には、本当に本当に簡素な便座と、便座の下にビニールを張ったバケツが置いてあり、本当にこんなところでウンコをするのか…と思った。

こんな感じの検査用トイレ


看護師さんの説明によると、「今からかん腸をするので5分我慢してそこのトイレでうんこしてね。うんこ後は拭かずにナースコールで呼んでね」とのこと。
そろそろ肛門に何かを入れられるのも慣れてきたので、かん腸もお手の物…と思いきやマージで腹が痛い。絶対5分なんて耐えられん。一分も立たずにウンコダッシュしてしまった…。私は痛みには強い方だと思っていたけど下痢系の痛みは本当に無理だった。
(後日、かん腸がツラかった話をBL好きの友人に話すと、アナルセックスって愛だね…と感銘を受けていた)
1分しか耐えられなかったことが看護師さんにバレないようにしばらく便座の上で呼吸を整えてからナースコールを押す。下痢の痛みって尾を引くのでややゲッソリ。
「ハイ〜たくさん出ましたね〜」とお尻を拭かれ、もう恥ずかしいことはなにもないかもしれない…と思っていると医師登場。なんと便座に座ったまま、便座の下から肛門をカメラで覗かれるのだ!びっくり!!!どういう顔をしてればいいのか分からんすぎた。
そのまま流れるようにベッドに寝かされ、大腸カメラを入れることに。
手術の際に、腸に炎症があると手術ができないからだそう。
カメラが通りやすいように、と肛門から空気を入れられたのだがこれもめっちゃ気持ち悪い。おなら逆流という感じ。吐きそう。「カメラが腸の曲がり角を通る時ちょっと痛いですよ〜」と大腸カメラが入っていったが、最初の方は余裕なのに第一曲がり角で死ぬッッッ程痛かった。下痢の痛み濃縮版!!!!みたいな感じ。めっちゃ下痢の痛みするのに下痢がずっと逆流してる感じで本当に最悪だった…しかもまだ第二曲がり角もあるなんて…。
結局、第二曲がり角も、引き抜く時の曲がり角通過もどれも本当に痛すぎた…初めて病院で唸った…。

後で、大腸カメラ経験者の母に電話してみると、麻酔してても目が覚めるくらい痛え。と言っていた。私、麻酔無しだったんだが…。本当にゲッソリしすぎて、帰宅後寝込んだし、夜に痛みを思い出して泣いた。

検査も終わり、ゲッソリしているところに、もし手術になった時の注意書きだから!と、書類を渡された。ゲッソリしてるのに、傷口が裂けるので1ヶ月は運動しないでくださいとか、大量出血で死亡した例が過去日本国内で何件があるとか書いてあり、本当に血の気引いて、よりゲッソリだった。

そして運命の結果………

デッケェイボ痔3つ、手術確定!!!!!!

表面にはあんまり見えなかったんだけど、中にいたみたい!!。ちなみに切れ痔が原因のポリープもたくさんあり、痔の予備軍なのでこちらも治療が必要。

肛門のいきんだ時の写真を見せてもらったが、イボがデカすぎてお花みたいになってた。さすがに肛門の写真は貼れないのでイメージ画像を添付します。

乳首みたいなのついてたよ

360度全方位に痔があることが、このあととんでもねえ障害をもたらすことをこの時はまだ知らない…



次回!!
遂に手術!!
和気あいあいとした手術室で鬼の腹痛!?☆

次回もお楽しみに!



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