見出し画像

[P015 上級者向け] K社 HO EF510用 Smile Sound Decoder (21MTC版)搭載補助基板 (キット)

いつもながらの雑な説明で済みません。Smile Sound DecoderをK社のHO EF510で使用するための搭載補助基板を作りましたのでご紹介させてください。
ICのはんだ付けの難易度が高いのと、車両に穴あけ加工必要なため、上級者向けとしています。

頒布部品 (各チップは予備1を含む)
部品配置・接続先
(いくつかのパッドはNEXT18補助基板との接続用のため、21MTC利用時は使用しません)

部品取り付け順序

  1. ICを取り付ける。(我流ですが、ハンダは鉛入りを使用。基板のパターン側にわずかにはんだを付けておき、ICを置いて、ピン先と基板の間にはんだコテを当てて熱を与えて溶着する。片側が止まったら反対を止める。ピン間で短絡させないことを最優先して作業する。) Note : IC取り付け済みも頒布しております。

  2. 抵抗6個を取り付ける。

  3. LED6個を取り付ける。(プラスチック部分を溶かさないために、基板のパターンに熱を与えて余熱でLEDのピンとはんだが付くようにすると上手くいきます。)

  4. ピンを取り付ける。

  5. 各ピン間で短絡がないことをテスターで確認する。

  6. 車両に搭載し、2か所のねじを固定する。

  7. デコーダを仮搭載する。この際にデコーダと補助基板が接触しない様にカプトンテープ等で絶縁する。

  8. コマンドステーション・線路等を経て給電して、LEDが正しく点灯することを確認する。(Smile Sound Decoderを使う場合はEF510のOPEN SOUNDを書き込んでおくとよい。Function0と6をOnにして、FWD,REVを変えて確認) とくにAUX3,4が点灯することを確認する。不点灯の場合は、IC,抵抗,LEDのはんだをよく確認する。

  9. 問題がない場合はデコーダを一旦取り外して、モータ、スピーカおよびコンデンサと結線をする。アンテナ部品も取り付ける。各ピン間で短絡がないことをテスターで確認する。(配線は基板中央の穴からダイキャストの間を通して行うと良い。コンデンサをスピーカ用?の丸穴に置く場合はモーター配線と共に3本ずつに別けて通す。)

  10. デコーダを取り付けて、試運転を行う。

全景
本体穴あけ状況とデコーダ搭載例 (絶縁してください)
流用部品(アンテナとホルダーのみ使用します)
ホルダーに対して基板の幅が広い時は基板を削ってください。

他に必要なもの

HMXから頒布のキット以外に次のものが必要です。

  • 電線 (AWG32程度)

  • スピーカー 8Ω (外径22mm程度のものがおすすめ)

  • スピーカーエンクロージャ

  • K社 HO EF510

  • Smile Sound Decoder (21MTC用)

  • コンデンサ (Smile Sound Decoderに付属)

  • 線路・フィーダー・コマンドステーション・コントローラ

  • はんだコテ (配線用)

  • ハンダ (ICには有鉛がおすすめ)

  • カプトンテープ (絶縁用、フィルム等でも代用可能)

  • ドリル・カッターなど車両天面に穴あけ加工をする道具

  • 興味心と勇気

以上になります。

専用スピーカクロージャについて

K社 HO EF510の穴にフィットするクロージャを作成しました。対応するスピーカはφ23mm、8Ωになります。

STLデータのLink -> GoogleDrive
スピーカの一例 -> aliexpress.com (23x5mm)

3D
取り付けの様子


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?