見出し画像

[P015 上級者向け] K社 HO EF81にも使える Smile Sound Decoder (21MTC版)搭載補助基板 (キット)

いつもながらの雑な説明ですが、ご参考になれば幸いです。

Smile Sound DecoderK社のHO EF510で使用するための搭載補助基板をEF81に乗せてみました。車両に穴あけ加工必要なため、上級者向けとしています。

部品取り付け順序

  1. IC取り付け済みであることを確認。ついていない場合はICを取り付ける。(我流ですが、ハンダは鉛入りを使用。基板のパターン側にわずかにはんだを付けておき、ICを置いて、ピン先と基板の間にはんだコテを当てて熱を与えて溶着する。片側が止まったら反対を止める。ピン間で短絡させないことを最優先して作業する。) 

  2. 抵抗6個を取り付ける。

  3. LED6個を取り付ける。(プラスチック部分を溶かさないために、基板のパターンに熱を与えて余熱でLEDのピンとはんだが付くようにすると上手くいきます。)

  4. ピンを取り付ける。

  5. 各ピン間で短絡がないことをテスターで確認する。

  6. 車両に搭載し、2か所のねじを固定する。

  7. デコーダを仮搭載する。この際にデコーダと補助基板が接触しない様にカプトンテープ等で絶縁する。

  8. コマンドステーション・線路等を経て給電して、LEDが正しく点灯することを確認する。(Smile Sound Decoderを使う場合はEF81のOPEN SOUNDを書き込んでおくとよい。Function0と6をOnにして、FWD,REVを変えて確認) とくにAUX3,4が点灯することを確認する。不点灯の場合は、IC,抵抗,LEDのはんだをよく確認する。

  9. 問題がない場合はデコーダを一旦取り外して、モータ、スピーカおよびコンデンサと結線をする。各ピン間で短絡がないことをテスターで確認する。(配線は基板中央の穴からダイキャストの間を通して行うと良い。コンデンサをスピーカ用?の丸穴に置く場合はモーター配線と共に3本ずつに別けて通す。)

  10. デコーダを取り付けて、試運転を行う。

  11. 屋根とボデーを分離し、ボデー上部に開口を設ける。ホットナイフや超音波ナイフを使うと容易です。

  12. ボデーを取り付けて試運転を行う。問題がなかったら最後に屋根を付けて完成!

補助基盤 P015 (21MTC用)
補助基盤 P015 (21MTC用)
ボデー穴あけ位置
搭載後の状況(仮組時点)
モーター結線部

スピーカーとエンクロージャ
スピーカー搭載例

結線例(コンデンサは未搭載)
コンデンサ搭載例(V+、GNDと接続)
試運転

他に必要なもの

HMXから頒布のキット以外に次のものが必要です。

  • 電線 (AWG32程度)

  • スピーカー 8Ω (外径22mm程度のものがおすすめ)

  • スピーカーエンクロージャ

  • K社 HO EF81

  • Smile Sound Decoder (21MTC用)

  • コンデンサ (Smile Sound Decoderに付属)

  • 線路・フィーダー・コマンドステーション・コントローラ

  • はんだコテ (配線用)

  • ハンダ (ICには有鉛がおすすめ)

  • カプトンテープ (絶縁用、フィルム等でも代用可能)

  • ドリル・カッターなど車両天面に穴あけ加工をする道具

  • 興味心と勇気

以上になります。

専用スピーカクロージャについて

K社 HO EF510/81の穴にフィットするクロージャを作成しました。対応するスピーカはφ23mm、8Ωになります。

STLデータのLink -> GoogleDrive
スピーカの一例 -> aliexpress.com (23x5mm)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?