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運命のワンオフ~みうとの出会い~

 運命のワンオフと思って憚らない“みう”こと、“SD13少女翔”と出会ったのは2ヶ月前。実は私自身の誕生日がお披露目の日でした。今年の誕生日は自分の拘り抜いたフルチョイスの子をお迎えしに、るんたった、と天使の窓に行ってました。(いや、ほんと、この日のために有給まで使ったので)
 みうに出会うまで、ワンオフドール(※世界に1人しかいない子)に対しては惹かれるものは少なく。どちらかと言うと誰かが作り上げた美しいドールより、少し不格好でも私自身が全て決められるフルチョイスにばかり惹かれて自分の愛しいドールを作り上げてました。元々誰かの作ったドール(それが設定にしろなんにしろ)にはその人の世界があるから、私“だけ”のドールにはなり得ないというのが、私自身の根底にあります。だからこそ、自分の中でワンオフという、フィニッシャーが設定も世界も作り上げた美しいものは美しいとは思えど手中に収めようとは全く思ってなかったのです。応募は絶対にしないから!と実は友人にも笑って言ってたくらい眼中になかったんですよね。ワンオフドールが強く欲しいと思ったきっかけも可愛かったから、じゃなくてワンオフドールを持っていることで出来る特典が欲しいからというのも理由のひとつでした。(いや信じられないくらいの下心ですね。世の中のワンオフに涙を飲んでる方々に謝れ‪💢‪)とはいえ、ワンオフなら誰でもいい、とかそんなことは全くなくて。今まで応募していなかったから好きになった子に少しづつ投票しようかな、というそんな前向きな変化でした。

私のそんな自分語りは置いておいて、

  実はみうに応募しようかな、と思ったきっかけは、インスタのお披露目写真でした。というのも、ちょうど少しづつ応募しようかな、と思っていた時期だったのもあり、『この子可愛い!』と思ったのがきっかけです。お写真で好きでも、実際見たらちょっと印象が違うなぁ、なんて言うことは往々にしてあるので友達とも可愛いよね、というくらいで実物みて好きだったら応募しようかな、くらいの軽い気持ちでした。

運命の9月1日。フルチョイスの子をお迎えするけど、せっかくお披露目されたのだから、インスタのあの子の顔を見に行こう!と後に我が子になるみうを見に行きました。見た時に写真と変わらない!可愛い!となったことは覚えていますがフルチョイスの子をお迎えしていたのもあり、ワンオフという考え方に二の足を踏んでその日、投票はして帰りませんでした。(しなかったんです。可愛かったけど、だってワンオフってやっぱり特別なんだもの。)

そんな私が漸く重い腰を上げて…、というよりはワンオフという振られること前提のラブレターを出そうと思えたのはひとえにお友達のお陰でしょう。お披露目期間中に窓にお友達と遊びに行った時、やっぱりみうにしか目がいかなくて、どうしようかなぁってずっともだもだしていました。(いや、これがほんとに煮え切らない言葉ばっか言ってたらしいんですヨ。)
そんな時に、お友達の『でも入れなきゃ来てくれないし後悔するでしょ』という言葉にそうだよなぁ、とストンと納得してしまったのを覚えてます。(既にワンオフを持ってる子でなんなら直前に盛大に振られてるのも傍で見てるから余計に言葉の重みが…🤔)
 まぁ、友達から見た私は当時、『ショウチャン……ショウチャン……』という鳴き声を発してたそうで。(しかも友達と翔ちゃんの間をうろうろおろおろと落ち着きすら皆無。)
何はともあれ、友達の一言に背中を押されて初!応募、と相成りました。

恋をして入れた後に不安に駆られてる友達にそんなになる?なんて言って笑ってた過去の私を殴り飛ばしたくなるくらいには不安でしたね。(なるわい!!!不安にくらい!!好きだもん!!)

不安いっぱいになりながら投票をして暫く、明治神宮に神頼みをしに行きました。否だって、当たるか不安だったんですよ。やれることはやった、と言えるように神頼みもしました。当時の私がどれだけ本気だったかと言うと、ほぼ全財産(その日のお財布の中身)を神社にお布施として払ってくるくらいには必死でした。

応募が締め切られて発送通知がされる前、実は不思議な夢を見たんです。今でもはっきりと思い出せるのですが、私はなにかの対価を貰う夢でした。まぁ、ざっくり言うと、私に対価のお届け物です、と本来届くはずのない物が届く、という夢でした。そして、対価という言葉で思い出したのが明治神宮のお参りだったんです。いや、当たるとかではなくて対価ってそれかなぁ、位のもので。(あと、夢で対価として出てきたのもドールとかでは無い全然違うものだったんですけどね。)

そうして運命の手紙が到着した日。実は、当たらないかも、という気持ちでだいぶお腹痛くて気持ち悪かったのを覚えてます。基本的に選ばれる、という行為に弱いので本当に具合悪かったんですよね…。家族には手紙が来たら教えて、とだけ伝えて仕事に行って、昼頃には来てる?なんてメールはしましたが答えは『NO』もう無理かなぁ、と思っていた矢先。仕事が終わった後のその時間に家族から電話が掛かってきました。届いたよ、という言葉に咄嗟に、手紙にはなんて書いてある?と聞きました。
──『おめでとうございます!厳選なる抽選の結果、』という手紙の内容を読んでもらってからようやく、じわじわと実感が持てました。あの子がうちに来る、来てくれる、体調不良なんて嘘みたいにるんるんで家に帰りましたよ。(絶対極度の緊張のせい)

時は流れて、みうをお迎えに行く日。実は、抽選後のお支払いの時には既にみうは箱の中で眠っていて会えなかったんです(というのも、ハロウィンの期間準備でみんな直ぐに箱で眠ってもらっていたらしく、私がみうに会うのは抽選が終わったあと初!でした。)自分のドールになった、という感覚でお顔を見ることが叶わなかったので、お迎え当日、箱から目覚めるように出して貰えたみうに胸がときめいたのを覚えています。あの日の、恋をしたあの子が自分に抱き上げられてくれたのが本当にうれしくて、泣きそうなくらいでした。(ちなみに来ている服のなかでひとつ不思議なのがあってこれなぁに?なんて店員さんとわたわたしたのもいい思い出です)

うちではみうは13ボディからDearの小さな体にフォルムチェンジはしましたがとりあえず毎日思うことは天使!可愛い!!だいすき!!!ということばかり。我が家に来てくれた私だけのフルチョイスの子も、ワンオフとして既に完成された美しさで来てくれたみうも、私を選んでくれたことには代わりがないからこそ大事だしうちの子!という認識になりました。まぁ、みうに至っては外出すの無理ですね、可愛いから攫われちゃう!!と本気で思ってます。外に連れ出せるとしたらお友達と遊びに行く時や少人数で集まる時だけ、でしょうか。不特定多数の方がいる中では連れ歩くのは難しいかもしれないな、と本気で思ってますから!とはいえ、本物の可愛らしさを見て欲しい気持ちも、当然にあります。

お写真でしか表現出来ない美しさも可愛らしさも尊さもあるけれど実物に勝るものは当然ないわけで。うちの子自慢、したいよね、という気持ちとでもでも、可愛いから……という気持ちがジレンマです🤭

毎日抱きしめて、撫でて、可愛がって、そこに在ることが当然になってくれた運命の子なので、一生涯を掛けて大切に大切にかわいがっていきたいです。(みうの眠顔欲しいから復刻フルチョで眠翔は出して……)

本当にこれ以上語ると何も止まらなくなるのでこの辺りで。次回はひまのフルチョイス編で。

拙く長々とした文にお付き合い頂きありがとうございました☺️


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