見出し画像

OVCフェス サーキットフェスという体験

特徴的なイベントへ行ってきたので久々のイベントレポート。
3/19に大阪道頓堀周辺で行われたサーキットフェス、Osaka Vtuber Circuit FES(以下OVCフェス)についてのイベントレポートです。
とはいえもう1ヶ月経つしなにが書きたいかも取っ散らかっちゃったのでもう没にするかなーと思ってた内容なのでご了承ください。
正直今後の自分用に書いていますし。
なんか書こうとして没にするを繰り返したのでサルベージした結果とも言える。

サーキットフェスとは複数のライブハウスを用いて行われるイベントのことである。(サーキットイベントや街フェス等とも呼称されるそうです)
OVCフェスは5つの会場にて約1時間毎に総勢35組のVtuberが入れ替わる形で行われたライブイベントである。

個別感想

個別の感想としては当日にツイートしているのでまずはこれを。
とはいえ割と急ぎ足だったのでそれについて補足をしていく。

まずツイートにもある通り未確認動物うまぴさんとBΣretta Crossrainさん(以下ベレッタ)は終わってすぐではなく、しばらくしてからツイートしている。これは物販やら移動やらでタイトなスケジュールになったが故である。
あと同日の阪神重賞の結果にショックを受けてナイーブになっていたのもある。
そして12時から13時の1番手に関しては見ること自体が出来なかった。
以下ツイートに書けなかった感想や補足。

まずうまぴさんについて、うまぴさんは公式でコールが存在する曲が2曲ある。更に熱心なファンの方がコール表の配布を行っていたのもあり、コールが響き渡る会場の一体感が凄まじかった。特にうまぴの歌のウマザワパートはよく順応できたなと思う、初見さんそれなりに居たように思えたのだが。君たちは将来有望だこっちへおいで…。
またエスケーピズムを歌ったのが意外であり嬉しかった。うまぴさん本人も触れていたが、この曲は氷色院冬樹さんとのデュオ曲である。本来デュオ曲であるこの曲を現場で聞けるとは思っていなかったし、単純に好きな曲なので嬉しかった。

続いて1階下へ下ってベレッタさん、ゴシック曲をメインとしているVsingerであるためイベントでの歌唱としてはカバーも含めてそちらの傾向が強い。今回はワコンピメンバーとしての参加のため、和風曲のカバーがメインであり新鮮な印象を受けた。
また当日のTriangle3F自体の話になると思うが山葵音楽学校謹製の等身大モニターMonolisとその上部に見上げるような形でスクリーンがあるモニター2つという構成であった。他の会場の通常のスクリーンのみに対して、芸術性重視の会場であったと思う。
因みにワコンピ2メンバーの新ビジュアルのお披露目としてポスターが同フロアにあったが間抜けな私は写真を撮り忘れた、悔しいねェ!

さて建物をSound Bar Frejaに移動してのぜったい天使くるみさん。
バーチャルYoutuber(Vtuber表記にあらず)黎明期に突如失踪し、去年に突然復活し話題となった伝説の人…という印象であり、それ以外なにも知らずに挑んだ。
まぁ元々のファンでもなく少し疲れが来ていたのもあって会場の端で、座って見るか…と思っていたらまさか「もっと中央に来い、跳ねてみろ」と言われるとは思わなかった、なんかすごい人ってイメージだったので思った以上にフランクで驚いた。
月光はもっと歌われるべき曲だと思います。

会場そのまま続いて七彩てまりさんと藤咲ミアさん、フォロワーさんの推しなのでこの機会に観ていこうということで観戦。
コンビでの参戦なのもあっていきぴったりだったと思う。
少し機材トラブルがあったが、それを含めて可愛いと思わせる様は手馴れてると感じた。
あとジト目っていいよね…ミアさんのジト目可愛すぎ…

再度会場を移動してSubculBar「なぅ!!」へ。
ちょっと疲れが来ていたのとここは食事も出しているのもあってカウンターで食事を取ることに。ホール部分とカウンターが分かれた形の構造となっており、ホールのスクリーンとは別にカウンターの上部にディスプレイが設置されているのもあり食事をしながら楽しむこともできるようになっていた。
さてメニューと睨めっこをしていたら、剣崎雌雄さんライブが始まった。

剣崎さんまさに男の色気というの歌声の持ち主である。
そしてコール&レスポンスに向いた構造をしていると思われる会場を活かしてファンとの交流を行い、リクエストを受け付けながらの歌唱を行っていた。場所を活かし、和気藹々とした雰囲気のいいライブだったと思う。

またペンライトを振り回してのライブ参戦も楽しいのだが、海鮮丼と酒を口にしながら熱気から少し離れたところでの鑑賞というのも悪くなかった。
単に私が体力がないからぶっ通しで行けないだけなのだが。

そしてトリは会場を同じくしてMonsterZ MateV急はいらんど
さて彼らがなにをしでかしたかというとなんと観客を選び、その観客に「誰目当てで来たのか」という質問を投げかけ、逆にその観客からV急メンバーへの質問を受けるというサバトであった!
これについて観客の質問も中々に秀逸であり、特に「音森コウさんの絵を描く上で大事にしてることはなにか」という質問は大盛り上がりに繋がったと思う。物販の色紙にもメンバーのイラストとサインが書かれているのだが、音森さんの画伯っぷりはここにも発揮されている。更にdogをbogと間違えて書いてしまったものがサンプルとしてTwitterにあがっていたのだが…会場には6枚のbogが集まっているのが判明した、地獄か。
楽曲パートも「さぁ、始まるザマスよ!」「いくでがんす」「フンガーーーー」からまさかの新宝島
怪物くんでもらき☆すたでもないんかい!
そして後に久瀬和雅はスクワットしていたことが判明したが、見てて全くわからなかった。いやわかる奴おらんやろ!

ではV急は芸人なだけの集団だったかと言われると答えはNoだ。
トリとして選んだのはFlowのGo!、これを即興でのコール&レスポンスを行うというものであった。即興で説明を行ってのものだったにも関わらず見事な一体感を産み出したのはFlowという曲の完成度故か、説明の上手さ故か、集まったリスナーの熱心さ故か、いや全てだろう。
そして自分たちの講演と本イベントを締める最後のトークイベントだが、特に「4人だけではなくて、これまで関わってきた人々含めてV急なんだ」という発言はジーンとくるものがあった。

各々アプローチや文化性に差異があり、色々な個性を見ることが出来たイベントであったと思う。
また私は行っていないのでTwitter上の感想で知った話となるが、まりもってぃー・まんでーさんはビンゴ大会まで行っていたとかなんとか。
まぁだからこそ1番手に間に合わなかったのが本当に勿体なかった。

構造面の有利不利について

サーキットイベントの都合、会場の有利不利はあるものだと思うがそれについての所感。
2フロア使用のTriangleが言うまでもなく最も行き来がしやすい。難点は通路が狭い程度だろう。またこれに近接したSubculBar「なぅ!!」もあり、この3箇所がアクセスの融通がよく回る上でかなり有利であったと思う。
次いでSound Bar Frejaはその3箇所とはある程度はある程度は離れているが、物販がこの場所であるためある程度のアドバンテージがあると言える。
一方でなんばMILULARI Delightは完全に離れた位置にあり、その間の商店街も非常に人通りが多い。この場所が入場リストバンド配布場所ではあったが、開演まで時間がそれなりにあり、物販も遠いためあまりメリットはなかったと思う。
体感としてはTriangleとなぅ!!間を1とするならばなぅ!!とFrejaの間が3、FrejaとDelight間は6という程度には離れている。
キャストの入れ替わりに10分の休憩時間が設けられていたがTriangleなぅ!!間は間に合うとしてそれ以外は厳しいとしか言えない。
またDelightは商店街の中にあり、人通りのすさまじく足止めされやすくもあった。(かの有名なかに道楽の通りである)
とまぁ見るからDelightの圧倒的不利を感じざるを得ない。
ただこの会場でのライブには参加出来なかったので実際どうだったかは正直わからない。

前後の演者が人気だとついでに観ていく人も居るだろう…と思っていたが私が連続して見ていたところでも結構人が入れ替わっていたのでそうでもないかもしれない。
裏開催が誰かというのは大きいように思えた…がこれに関しても微妙なところ。このイベントにおいての最大手と言えるのはうららさんと言えるだろうが、その裏であったV急もホール部分が埋まる程度には盛況であったし、Twitterを見るに他の会場も人入り十分に見えた。
当たり前だけど結局のところ固定ファンとを持っていて出演者が一番強い。まぁ何よりも不利を受けたのは開始時間が遅れた1番手の出演者なのだが…。
不可抗力ではあったと思うが、受付時間と物販時間として用意されていた時間が30分減ってしまっては私以外にも1番手は一切見てないという人はそれなりに居たのではなかろうか…物販も混んでたし。

また機材トラブルで各箇所の公演時間の時間のズレが出ている。

サーキットイベント自体について

並列的にライブを行う都合、見たいライブが被るのは想定済だったが…まぁ予想以上に被ってしまった。被り過ぎて行くのを躊躇した正直。
ただ観るライブを選ぶことこそがサーキットイベントの醍醐味なんだなと思う、観たかったけど被ってしまった、推しの出演までなにをするか…。
それはそうと結局観に行きたかったけど観に行けなかった出演者さんからいいね貰ってすまねえ…!ってなってしんどかった。
まぁでも結局なにかを選び選ばないのを決めねばならないのが人生というもだ。

思うところはあったものの、総合的には今までにないものを見れてとても楽しいイベントだった。
また全部楽しむ前提としては5000円+ドリンク代(最低600×7=4200円)で7時間のイベントというのは滅茶苦茶にコスパのいいイベントであったなとも思う。この辺りもイベントホールとかではなくバーを用いた形式だったのだろうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?