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久しぶりに50ccの原付きに乗ってみた

何十年ぶりだろう、50cc。
っていうか、多分今までスクータータイプの50に乗ったことないです。

普段は125ccのハンターカブに乗っているので、50ccってどんな感じなんだろうと思いレンタルしてみました。
借り出したのは、ホンダ・ジョルノ。
クリーム色のかわいいデザインです。

まずは車体が小さい

見た目が小さいです。そして、タイヤも小さいです。
何もかもがミニマム。
といっても、乗ってしまえば見えないのでまったく気になりません。

そりゃパワーないけど

最高出力はカタログ値で4.5PSとこちらもミニマム。
本当にちゃんと走るのかいな? とこわごわ走り出すと…、
あ、思ったよりちゃんと加速するじゃないですか。
ギュイーンとアクセル全開で発進すれば、ちょっとゆっくり目の車なら引き離すこともできます。

阿蘇を100キロほど走り回りました。

登り坂では

思ったより速いのは平地の話で、山坂道にさしかかると、急にスピードが落ちますね。アクセル全開でも30キロくらいまで落ちる場面もありましたが、何とか登れないことはありません。速い車に後ろからせっつかれることもありますが、そんな時はさっさと譲ってしまえばOK。
最初から勝負する気にはなりませんから、逆に心が広くなります。

この日、一番怖かったのは

乗っている間に雨が降り出したんですよ。
あーあ、ツイてないなーなどと思いながら、ゆっくり走りつつ、完全ウェットなコーナーでスッと車体をバンクさせた時にそれは起こったのです!
なんと、タイヤがめちゃくちゃ滑る。完全にドリフト状態に陥りつつも何とか持ちこたえた途端に、今度はタイヤがグリップを取り戻して、反対側に飛ばされそうになりました!
ハイサイトって状態なんですかね。幸いスピード出てないので抑え込むことができ、転倒の憂き目は避けることができました。
このバイク、ウェットでのコーナリングは危険極まりないです。タイヤはベトナムのメーカーのものが使われており、タイヤの溝はちゃんと残ってました。スポーツバイクの感覚で走るとすぐタイヤの性能を超えてしまうのでしょうか?

小排気量車の魅力

大型バイクも持ってますが、ハンターカブ、そしてこのジョルノと、最近小排気量の魅力を再認識しております。
大型乗っていると、遅い車にイライラすることが多いですが、小排気量ならそのストレスから開放されます。
そして、限られたパワーを最大限使っていかに速く走れるか、っていうのが楽しいのです。
公道で使うなら125がベストかもしれませんが、50のミニマムな魅力も捨てがたいと感じたのでした。


いつもいつも乗っているのはこのハンターカブ。どノーマルです。

にしても、バイクって排気量に関わらず、ホント楽しい乗り物です。
50からリッターオーバーのものまで、それぞれの楽しみ方がありますね。
これからも色々なバイクで楽しんでいきたいと思います。

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