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褒めと叱りと許し

2件だけ質問に答えます。

私の信頼度を大幅に下げた人に許されるにはどうしたら良いか尋ねられました。許すことを考えていませんでしたし、怒りから逃れるためにその人から距離を置くことを決めたばかりでした。目に見えないことに怒ったのでその人が改善されたかどうか測ることもできません。おおざっぱなことを聞いて申し訳ないのですが、この場合の許すとはいったいなんでしょう?そもそも許すということについてどうお考えですか?

許されるまでの時間を一人で耐える根性がないこと、許しの基準をこちらに決めさせてそれをクリアしようと目論むこと、どちらも私にとっては許し難い狼藉ですし、あなたにとってもそうなんじゃないでしょうか。

距離を置かねばならないほど気持ちが乱れる時って、相手のことを冷静に考えられない時だと思います。距離でしか解決できないからあなたは離れたわけで、そこにわざわざ侵入してくる時点で非常に失礼ですよね。自分が許されることを重視して、あなたの気持ちは二の次になってしまっているように思います。

”今はとてもじゃないがあなたのことは考えられないし、距離を置かせてくれないなら関係が悪化するだけだ”ときっぱり伝える他ないと思います。それで相手が引いてくれて、いつか万が一あなたの気持ちが落ち着いたら、その時初めて許すかどうか決めれば良いんじゃないでしょうか。

かまどさんとみくのしんさんの本を読んでいる最中です。 「一房の葡萄」の序盤でお二人が親に物をねだれなかったという話をされていていて、みくのしんさんの「(親に)『そんなのが欲しいの?』って顔されるのが恥ずかしかったのかな?」という言葉がグサッときました。 幼少期の自分にその恥ずかしさがあったことを思い出し、また親の立場である現在、子どもにその顔をしているかもしれないという恐怖を感じます。 紺さんの娘さんは普段紺さんに物をねだりますか?また、「買ってー!」と言われたけど買えないとき、どのような対応をされていますか?

親に自分の持ち物を馬鹿にされた唯一の記憶がコバルト文庫を読んでいた時のことなんですが、特に恥ずかしくはならず、”見る目のないヤツだな”としか思わなかった。ラノベっぽい表紙が親的にNGだったんだと思うんですが、私としては”ラノベだろうとなんだろうと面白いんだから、馬鹿にするなんて狭量だな”という感じだった。

ちなみにこれです。懐かしすぎる。

とはいえ、その時以外に親に持ち物を馬鹿にされた記憶は全くないです。むしろ何か新しく買ったり欲しがったりするといつも”センスいいね”と褒めてくれた気がする。そうやって自信をつけてくれたから、コバルト文庫の一件に関しても特に傷つくことなくスルーできたのかな、と思います。

子どもが欲しがったものに関しては、買えない時はきっぱり”買えない”と伝えています。同じようなものを既に持っているからダメ、とか、高価すぎるからダメ、とは言うけど、子どもの”欲しい”という気持ちや”素敵だな”という気持ちは否定しないように気をつけています。

Big Love…