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第6回 HLAB 2020 リーダーシップ・プログラム 研修レポート

HLAB 2020 リーダーシップ・プログラムの最終回となる6回目が12月5日にオンラインにて開催されました。今回の研修は、12月末に行われるウィンタースクールを意識した企画が行われました。本記事では、当日の様子を参加者の声と共にお届けしていきます。

当日の様子

20201205_6th LP_マスタースライド

まずはじめに、各地域(TOKYO、MIYAGI-ONAGAWA、TOKUSHIMA、OBUSE)の委員長がウィンタースクールに込めた想いを改めて大学生運営委員に共有しました。その後、自分の参加地域のプログラムの魅力を運営委員1人1人に語ってもらいました。

また、ケース・スタディーを通じたワークショップでは、よりウィンタースクール当日を想定してもらうと同時に、高校生に「最高の体験」を届けるために誰よりも考え抜く大切さを改めて認識する良い機会となりました。

最後の企画では、ウィンタースクール当日の動きや自分の役割を再確認するとともに、これまでの1年間の活動を振り返りました。ウィンタースクールの後、どうなっていたいか?という問いについても考え、アクションプランまで落とし込み、お互いに共有しました。

ここからは、本企画に参加した大学生の声を紹介していきます。

参加者の声

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国際基督教大学 教養学部1年 古谷理彩

HLAB2020最後の大学生研修は、私たち一人ひとりがこの1年の集大成であるWinter schoolに対して持っている想いを再確認し合い、それを本番どのように体現していくのかを具体的にイメージできた時間でした。

今回の研修では、普段考えを共有する機会が少ない、他地域の大学生運営委員とも自分の地域の企画についてプレゼンし合ったり、当日の動きを具体的にイメージしたりする中で、地域への誇りを持つとともに自分が地域を動かす一員であることを再認識することができました。また、4地域それぞれの地域の委員長の熱意のこもったスピーチを聞く中で4地域が一体となってHLAB Winter Schoolを作り上げていくのだという気概を確認し合うことができました。

この1年間はサマースクールから今回のウインタースクールへの変更や、リモートワークへのシフト、普段とは形態の違うプログラムの実施などありとあらゆる面でイレギュラーだった1年でした。HLABに高校生としても大学生運営委員としても関わるのが初めてだった私にとっては、対面での活動が行えない状況下でWinter schoolのイメージを掴むことはなおさら難しいことでした。そのような1年でもHLABで自分が届けたい価値を見失わなかったのは、大学生研修で定期的に自らがHLABに関わり続ける意義を省みれたからだと考えています。Winter schoolのコンセプトでもある「HLABで熱い冬」が体現された最後の大学生研修を経たことで、、今一度気持ちを入れ替えて、HLABの一員としてラストスパートを駆け抜けるためのアクセルをかけることができました。

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早稲田大学法学部 3年 田崎汐莉

新型コロナウイルスへの挑戦。HLABにとって、二〇二〇年は、この言葉に尽きる一年でした。年が明けたと同時に局地的に発生した新型コロナウイルスの猛威は、瞬く間に全世界を飲み込み、私たちの日常を一変させました。

学校へ行けない。友達に会えない。高校生の皆さんも、大学生運営委員も、誰しもが、行き場のないやるせない気持ちを抱いたと思います。でも絶対、このままで終わらせたくない。その思いで、HLABではHOPE³をはじめとした数々のオンラインイベントを開催し、コロナ禍だからこそ、オンラインだからこそ届けやすくなった学びを高校生に提供し続けてきました。

そして、二〇二〇年の十二月。ついに、HLAB史上初のオンラインウィンタースクール開催を目前に控え、今年度最後となるリーダーシッププログラム研修を迎えました。研修では、運営委員としての一年をチームと振り返り、本番での目標を設定し、具体的なアクションプランを練りました。不確定要素が多く、暗中模索しながら創り上げてきたウィンタースクールだからこその達成感を味わいつつも、本番に向けさらにアクセルを踏み込もうという気概にも繋がったと感じています。新しい世界を肌で感じることが難しい今、オンラインだからこそ繋がる、世界中にいる大学生運営委員と高校生参加者との交流が、未来に対して力強い一歩を踏み出すきっかけとなることを強く願います。

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