佐野太基

役者の佐野太基と申します。ふるさとの福岡を舞台にした時代劇を作ることが目標。noteに…

佐野太基

役者の佐野太基と申します。ふるさとの福岡を舞台にした時代劇を作ることが目標。noteにて様々な発信をしていきます。よろしくお願いします!

記事一覧

【読書感想】しょっぱいドライブ

おはようございます。 今日は、ふるさと福岡で開催される芥川賞作家、大道珠貴先生のトークイベントに参加するため、帰省します! そして、大道先生が芥川賞を受賞された…

佐野太基
1日前
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【朗読劇感想】星の王子さま

お世話になります。 佐野太基です。 今回は観劇した朗読劇『星の王子さま』の感想記事です! 世界的名作星の王子さま。 この作品は読んだことはないけど、タイトルは一度…

佐野太基
2か月前
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三服文学賞に挑戦します!

こんばんは。 佐野太基です。 今回はある決意表明の記事です 三服文学賞こちらの三服文学賞に応募します! 先日、福岡にいた頃にお世話になった花野純子先生が嬉野温泉-…

佐野太基
3か月前
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脚本、書きます。

こんばんは。何と約半年ぶりのnote投稿です。 2024年は幕開けから心が暗くなる出来事が立て続けに起こりましたね。 気軽に頑張ってくださいと言うのも無責任なので、自分の…

佐野太基
3か月前
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【短編小説】0時1分のシンデレラ

こんばんは。 佐野太基です。 小説家になろうにて 『0時1分のシンデレラ』という短編小説を投稿しました。 王道の恋愛小説のつもりです。 ご一読、よろしくお願いいた…

佐野太基
9か月前
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【観劇感想】IN THE WOMB 2023-赤ちゃんといたい-

おはようございます。佐野太基です。 今回の記事は昨日観劇した舞台『IN THE WOMB 2023-赤ちゃんといたい-』の感想です。 『命』を考える物語物語の根幹は、意識不明の重…

佐野太基
9か月前
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【短編小説】アビが鳴く

あらすじ 本編銀色の宝石を散りばめたような海原に朱い大鳥居が鎮座し、取り囲む山々の緑がより一層、朱の色を鮮やかに映えさせている。新野晴仁は目の前の景色に神々しい…

佐野太基
10か月前
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【小説】探偵同盟 下

下 殺人探偵  前略 突然で失礼とは存じますが、直接お会いしてお伝えすることが叶わず、お手紙さしあげる次第です。  予定していた今月の探偵同盟のテーマである「熊…

佐野太基
1年前
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【小説】探偵同盟 中

中 幽霊作家  隣人の附田菜摘は私が熊田麻美のゴーストライターをしていた事を探り当てたかもしれない。  私、油川稔は『ひぐらし園(その)』というペンネームで主に小説…

佐野太基
1年前
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【小説】探偵同盟 上

上 探偵同盟 「女優の熊谷麻美の死について話し合いましょう」  蝉時雨が降り注ぐ喫茶店の一角で附田菜摘は目の前に座る油川稔にそう言った。 「…それが今回のテーマで…

佐野太基
1年前
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【感想】音像空間劇 朗読 あやかしの鼓

雨がよく降っていますね。 こんにちは。佐野太基です。 さて、今回は観劇した『音像空間劇 朗読 あやかしの鼓』の感想です。 夢Qワールド全開『あやかしの鼓』は、夢野…

佐野太基
1年前
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観察、観察、とにかく観察

こんばんは。 佐野太基です。 今回は『武道の稽古においてはどのような心掛けが必要か』 ボクなりの見解を話そうと思います。 一眼二足三胆四力武術関連の文献を紐解くう…

佐野太基
1年前
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【目標】夢野久作のイベントをやりたい!

こんばんは。 佐野太基です。 今回は「いつか、夢野久作のイベントをやりたい!」という自分の目標を話したいと思います。 作家・夢野久作夢野久作という作家はどのよう…

佐野太基
1年前
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【100文字小説】迷子の珈琲

珈琲の香りが充満したこの空間では、最早自分が飲んでいる珈琲の香りが何処をさまよってるのか、わからない。 珈琲と自分の舌を絡ませる。感じたのは熱さだけ。 飲み干して…

佐野太基
1年前
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面白いモノは面白い

こんばんは 佐野太基です。 今回は「作品」について今のボクが思うことを話します。 偉大な作品が生まれた後の世界3/11~3/18まで小説家になろうというサイトに投稿して…

佐野太基
1年前
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【目標】福岡でラジオをやりたい!

こんばんは。 佐野太基です。 今回は「ふるさとの福岡県でラジオをやりたい!」という目標についてのお話です。 方言で話せる場先日、10年ぶりぐらいに地元の親友2人と…

佐野太基
1年前
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【読書感想】しょっぱいドライブ

【読書感想】しょっぱいドライブ

おはようございます。
今日は、ふるさと福岡で開催される芥川賞作家、大道珠貴先生のトークイベントに参加するため、帰省します!

そして、大道先生が芥川賞を受賞された時の作品『しょっぱいドライブ』を読みましたので、その感想をば。

あらすじ

まともとは何か。34歳の女性が60代前半の男性と恋愛関係や肉体関係を持つ。しかも子どもの頃から知っている男性と。
一見、ドロドロした人間関係を描く作品のように思

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【朗読劇感想】星の王子さま

【朗読劇感想】星の王子さま

お世話になります。
佐野太基です。

今回は観劇した朗読劇『星の王子さま』の感想記事です!

世界的名作星の王子さま。
この作品は読んだことはないけど、タイトルは一度は目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
ボクは15年ほど前に初めて読みました。年齢的にも丁度、大人にはなったけど、自分がイメージしていた大人とは違うし、周りの大人を少し軽蔑していたところは正直ありました。今考えると大人にな

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三服文学賞に挑戦します!

三服文学賞に挑戦します!

こんばんは。
佐野太基です。

今回はある決意表明の記事です

三服文学賞こちらの三服文学賞に応募します!
先日、福岡にいた頃にお世話になった花野純子先生が嬉野温泉-和多屋別荘にて講師を務めた「小説の書き方講座」が開催されました。

先日の記事にて、脚本家として仕事をいただけることになったことを書きました。今後も続けていく為に執筆の筋肉は鍛え続けなければいけない。
そんな中、恩師である花野先生の講

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脚本、書きます。

脚本、書きます。

こんばんは。何と約半年ぶりのnote投稿です。
2024年は幕開けから心が暗くなる出来事が立て続けに起こりましたね。
気軽に頑張ってくださいと言うのも無責任なので、自分の生活を守りつつ、助けになることを考え、実行できるように意識します。

1つの夢が叶ったさて、そんなボクですが、脚本執筆の仕事をこの度いただくことになりました。詳細はお伝えできる時期になったときに、報告できればと。

子どもの頃から

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【短編小説】0時1分のシンデレラ

【短編小説】0時1分のシンデレラ

こんばんは。
佐野太基です。

小説家になろうにて
『0時1分のシンデレラ』という短編小説を投稿しました。

王道の恋愛小説のつもりです。
ご一読、よろしくお願いいたします!

https://ncode.syosetu.com/n6266ii/

【観劇感想】IN THE WOMB 2023-赤ちゃんといたい-

【観劇感想】IN THE WOMB 2023-赤ちゃんといたい-

おはようございます。佐野太基です。

今回の記事は昨日観劇した舞台『IN THE WOMB 2023-赤ちゃんといたい-』の感想です。

『命』を考える物語物語の根幹は、意識不明の重体となった頼子に宿る赤ちゃんの命を救うかどうか?ということ。

この物語に出てくる医療関係者は全員が『命を救うこと』にひたむきでした。
頼子は自分が死んだらドナー提供をする意思表示を免許証にて行っている。であれば、より

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【短編小説】アビが鳴く

【短編小説】アビが鳴く

あらすじ

本編銀色の宝石を散りばめたような海原に朱い大鳥居が鎮座し、取り囲む山々の緑がより一層、朱の色を鮮やかに映えさせている。新野晴仁は目の前の景色に神々しいという言葉を知識ではなく本能で理解させられた。
春仁の勤める会社はタブレットやパソコンを小中学校を始めとする教育現場へ提供している。国は教材のデジタル化を徐々に全国に拡げていくつもりであった。しかし新種のウイルスが世界を蝕み、教育現場への

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【小説】探偵同盟 下

【小説】探偵同盟 下

下 殺人探偵

 前略 突然で失礼とは存じますが、直接お会いしてお伝えすることが叶わず、お手紙さしあげる次第です。

 予定していた今月の探偵同盟のテーマである「熊谷麻美の死が他殺であれば、その犯人は誰なのか」 その答えを申し上げます。

 犯人は私、附田菜摘です。

 その真相について一筆したためる次第です。

 言わずもがな、私はミステリー小説を初めとした小説全般が大好きです。ミステリー好きが

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【小説】探偵同盟 中

【小説】探偵同盟 中

中 幽霊作家
 隣人の附田菜摘は私が熊田麻美のゴーストライターをしていた事を探り当てたかもしれない。
 私、油川稔は『ひぐらし園(その)』というペンネームで主に小説投稿サイトに小説を投稿している。固定のファンもつきアマチュア小説家としてはまずまずの充実感を味わう日々を送っていた。主戦場である小説投稿サイトで行われたコンペで佳作を獲り、出版社から連絡を受け、担当編集がつくことになった。
 しかし、担

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【小説】探偵同盟 上

【小説】探偵同盟 上

上 探偵同盟
「女優の熊谷麻美の死について話し合いましょう」
 蝉時雨が降り注ぐ喫茶店の一角で附田菜摘は目の前に座る油川稔にそう言った。
「…それが今回のテーマですか」
「そうです。探偵同盟としては、今最も旬なこの話題を話し合うべきかと思いまして」
 油川と附田は同じアパートに住んでおり、部屋は隣だ。附田の部屋に誤って油川がネットで注文した本が届いてしまい、同じ本を注文していた附田は宛先を確認せず

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【感想】音像空間劇 朗読 あやかしの鼓

【感想】音像空間劇 朗読 あやかしの鼓

雨がよく降っていますね。
こんにちは。佐野太基です。

さて、今回は観劇した『音像空間劇 朗読 あやかしの鼓』の感想です。

夢Qワールド全開『あやかしの鼓』は、夢野久作名義の処女作です。
代表作の『ドグラ・マグラ』もそうなのですが、夢野久作作品の”芸術が人の狂気を開放する”という原点なのかな~という作品です。

あらすじは下記の通りです。

妖しい光と音楽が支配する空間は夢Qワールド全開で、時代

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観察、観察、とにかく観察

観察、観察、とにかく観察

こんばんは。
佐野太基です。

今回は『武道の稽古においてはどのような心掛けが必要か』
ボクなりの見解を話そうと思います。

一眼二足三胆四力武術関連の文献を紐解くうちに、
一眼二足三胆四力という
心に来る言葉を知りました。

この言葉の意味は、

タイトルの「観察、観察、とにかく観察」は一眼二足三胆四力を老若男女、武術に知らない人に対しボクなりに伝わるようにした言葉です。

この言葉こそ、武術の

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【目標】夢野久作のイベントをやりたい!

【目標】夢野久作のイベントをやりたい!

こんばんは。
佐野太基です。

今回は「いつか、夢野久作のイベントをやりたい!」という自分の目標を話したいと思います。

作家・夢野久作夢野久作という作家はどのような人物なのか。

代表作『ドグラ・マグラ』の名前は一度耳にした事のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そして『ドグラ・マグラ』は“読んだ者は一度は必ず精神が狂う“とまで言われており、その言葉から夢野久作という作家は“何かヤバい奴

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【100文字小説】迷子の珈琲

【100文字小説】迷子の珈琲

珈琲の香りが充満したこの空間では、最早自分が飲んでいる珈琲の香りが何処をさまよってるのか、わからない。
珈琲と自分の舌を絡ませる。感じたのは熱さだけ。
飲み干して外へ出ると迷子の珈琲とやっと出会えたのだ。

面白いモノは面白い

こんばんは
佐野太基です。

今回は「作品」について今のボクが思うことを話します。

偉大な作品が生まれた後の世界3/11~3/18まで小説家になろうというサイトに投稿していたオリジナル小説、絶刀・鏡花水月をnoteに連日投稿しておりました。
もし御覧いただいた方がいたら、こう思った方が多いと思います
「コレって銀魂じゃね?」と

そこに関しては否定する気はありません。
銀魂はボクの人生でトップ1

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【目標】福岡でラジオをやりたい!

【目標】福岡でラジオをやりたい!

こんばんは。
佐野太基です。

今回は「ふるさとの福岡県でラジオをやりたい!」という目標についてのお話です。

方言で話せる場先日、10年ぶりぐらいに地元の親友2人と会いました。
福岡県の小さな町で出会った田舎坊主たちが今は東京都の23区民です。
飲んだ場所は六本木です#東京に染まりんしゃった~

約10年ぶりですが、昨日会ったぐらいの距離と温度で話せました。
話す内容は確かに仕事や結婚や育児など

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