アンリミのミリオンカップに向けて

１．はじめに

１月から現在に至るまでの環境の変化

「ＡＦネメシス」 → 「フェイス・ドラゴン」 → 「スパルタクス」

 → 「ドロシー」 → 「ＯＴＫエルフ」

有利・不利も、概ね上記のとおりです。

ただし、練度や構築の内容によっては、有利・不利を覆す余地もあります。

２．なぜいまＯＴＫエルフが強いのか

以下の１～３ターン目の動きをすると、

環境トップのドロシー側が盤面を返す手段が乏しいためです。

１ フェアリーサークル

２ マシンエンジェル or フェアリーｘ２

３ エンシェントエルフ

このような場合（序盤に盤面で優位に立つことができた）、相手の顔が１０～１３点くらいになり、５ターン目ドロシー展開をされても、返しのターンでＯＴＫが狙えます。

また、茨の森を採用することにより、アグロデッキの動きを封殺しながら、ＯＴＫターンに備えることも可能です。

３．ＯＴＫエルフの弱さ

① ＯＴＫパーツが被るなど、噛み合いが悪いカードが揃うと、手札が回せなくなり、何もできずに負ける場合がある。

② 歴戦のスパルタクス・ロイヤル使いが相手だと、勝ちにくい。

③ ドラゴンのフィルレイン、炎爪、ドラゴンクロー、ネクロの不死者など、エンシェントエルフを容易に打ち破るカードが存在する。

④ 体力６以上の守護が相手側に立つと、かなり厳しいゲーム展開になる。

４．アンリミＪＣＧの特徴

予選トーナメント１～２回戦目が鬼門

∵ＢＯ３環境外デッキと当たりやすいため。

１～２回戦目で負けたら、運がなかったと割り切りましょう。

５．ミリオンカップの特異性　傾向と対策

①デッキ非公開

②参加人数が通常ＪＣＧの８倍＝鬼門が１～３回戦まであると考えておくべき。

③予選が８戦

対策１

→ ②、③から、手堅いデッキで予選突破（優勝）を目指すべきか。

そうすると、４～８回戦は、実力拮抗・デッキ差なしのガチの運ゲーへ。

対策２

鬼門で地雷デッキに当たらないよう、お祈りで切り抜ける。

４～８回戦で使用されるデッキに焦点をあてていく。

６．ＪＣＧで優勝するためのポイント

直近５大会の優勝者の構築に共通点があります。

それは、誰も使っていないオリジナルデッキを１つ以上持ち込んでいるという点です。

私のおススメは、

１つは、環境に即したマイナーチェンジデッキを、

もう１つは、環境メタのオリジナルデッキを持ち込む構成です。

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