スラッシュバンク対策の改造方法について
こんにちは、低男産業です。
今回は、ジャパンカップ2020で初登場したスラッシュバンクの攻略法について書いていきます。
スラッシュバンクは初登場からまだ3回しか競技会で使われておらず、これまでにない特殊なセクションであると言えます。そこで、この記事ではスラッシュバンクを攻略法する為の低男産業なりのセッティング方法についてご紹介したいと思います。
もちろんどの改造方法のついても言える事ですが、これが完璧、とか必ずクリアできる、というものではない事をご承知おきください。あくまでここ3大会で良いと思ったセッティング方法のご紹介となります。
まずは攻略法の前に、ジャパンカップ2020におけるスラッシュバンクというセクションの特徴についてご紹介したいと思います。
スラッシュバンクは見てわかる通り、直線と曲線を組み合わせた独特の形状となっています。コーナーへ向かうアプローチ部分で既にストレートにねじれが生じており、遠心力で壁走りに移行します。
壁走りの後には重力により自然に元の状態に復帰しようとしますが、直後には左コーナーが構えているため、壁走りからの復帰が遅いと左コーナーへ上手く進入出来ずにコースアウトする可能性があります。
このように、コースアウトの危険もありますが、タイムを稼ぐ為には高速で通過したいというジレンマを抱えた難しいセクションであると言えます。
ではこのセクションをどう攻略するか、という事になりますが、その鍵は「出来る限り内側を走る事」にあると思います。
具体的にいうと、前述の壁走り状態に移行せず、路面を走り抜けるという攻略法です。下の3枚の写真のような走り方ですね。
この写真の作品は全く壁走りをせず、タイヤが路面についた状態を保てているのが分かると思います。この走り方をすることが出来れば最短ルートを通れるだけでなく、壁走りから復帰する必要も無いのでコースアウトの危険性も低くなります。まさに一石二鳥と言える走り方ですが、このラインを走るには既存のセッティングに少しアレンジを加える必要があると思います。
ここから先では有料記事での公開となりますが、
1.このラインを走る為のセッティング方法と考え方
2.そのセッティングの為の改造方法とコツ
3.その他スラッシュバンクで気をつける点など
の3点について解説していきたいと思います。特に2の作り方についてはなるべくシンプルかつ誰でも作れるようなパーツ構成を目指して写真を多めにしておりますので、製作は難しく無いと思います。それではよろしくお願いいたします。
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