北海道インクルーシブパークを開催しました。

オール北海道で本道のスポーツ振興を推進する「北海道スポーツみらい会議」の活動の一環として、年齢や性別、障がいの有無に関わらず誰もが楽しめる「北海道インクルーシブパーク」を開催しました。

本記事では、当日の様子をレポートします！

イベント概要

日時：2024年2月3日(土),4日(日)11:00～16:00、10日(土),11日(日)10:00～16:00
場所：3,4日、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)前庭(札幌市中央区北3条西6丁目)
　　　10,11日、旭川駅北広場(旭川市宮下通8丁目)
主催：北海道/北海道スポーツみらい会議
協賛：北海道コカ・コーラボトリング株式会社/石屋製菓株式会社/北海道コンサドーレ札幌
協力：札幌市/旭川市/公益財団法人北海道障がい者スポーツ協会/北海道障がい者スポーツ指導者協議会/一般社団法人日本ボッチャ協会/小樽スキー連盟/北海道車いすカーリング協会/旭川パラスポーツ協議会/一般社団法人HOKKAIDO ADAPTIVE SPORTS/特定非営利活動法人手と手/特定非営利活動法人さっされん/三角山放送局

札幌会場

2月3日(土),4日(日)は、「北海道インクルーシブパークin道庁赤れんが」として開催しました。

会場全体の様子

競技体験①シットスキー

足に障がいがあり、立ってスキーを行うことが難しい方でも行えるスキー用具がシットスキーです。 主に下肢に障がいのあるスキーヤーが、座席にスキー板を固定し、2本のポールを使い腕の力で前進します。

力が弱い人でも後ろからサポートして進むことができます。

競技②雪中ボッチャ

パラリンピック競技のひとつで老若男女誰でも楽しめる大人気なのがボッチャです。
赤と青のボールを各チーム6球づつ投げ合い、的となるジャックボール（白）により近づけたチームに得点が入ります。
ボールを操るテクニックだけでなく、相手との駆け引きや戦術が勝負のカギを握ります。

今回は、雪の上でもボッチャができるように特注のボールを使用しました。

どちらが勝ったかな？

競技③ピクルスストーンカーリング

通常のカーリングに使用されるストーンは重さが約20㎏ほどありますが、それをピクルスストーン(漬物石)に変える事で重さが軽減され、誰でもカーリングを楽しめるように工夫されています。

相手のストーンを弾くことができました。

出店ブース

就労支援事業所を運営されているNPO法人の皆様に出店していただきました。

イベントを盛り上げていただきました。

キッチンカーにも来ていただきました。

KDDIさんに会場で使えるWi-Fiをご提供いただきました。

PRブース・体験ブース

３つの競技以外にもモルック体験のコーナーも設けました。こちらもたくさんの方に体験していただけました。

一投目は何点取れるかな？

ミニステージイベント

競技体験や出店ブースだけでなく、チアダンス披露やじゃんけん大会も行いました。

3日(土)は、チャレンジドチア北海道によるパフォーマンスを披露していただきました。会場全体に笑顔が広がりました。

ダンスだけでなく、MCでも会場を盛り上げてくれました。

イベント終了前の最後の時間に行われた、じゃんけん大会も会場を盛り上げました。

会場全体で楽しく盛り上がりました。

旭川会場

2月10日(土),11日(日)は、「北海道インクルーシブパークin旭川駅前」として開催しました。

シットスキーは特設コースを滑ってもらいました。

初めてボッチャをされる方へルール説明。

車いすの方もデリバリースティックを使ってピクルスストーンカーリングを体験。

旭川でもじゃんけん大会は大盛況。

おわりに

北海道インクルーシブパークは、今回初めての開催となり、2会場4日間の開催で2,000名以上の方にご来場いただきました。
さらには、会場運営スタッフも含め数多くの方にご協力いただき、開催することができました。

障がい者スポーツの普及促進に向けて、年齢や差別、障がいの有無にかかわらず、誰もが気軽に参加できる環境づくりを目指しています。

多くの皆様のご参加ありがとうございました。