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スポーツ×障がい福祉サービス×地域の魅力発信=地方創生

 こんにちは。スポーツ振興課のアラちゃんです。

 今回は、道東地域でスポーツを中心とした合宿・大会の誘致や人材育成、障がい福祉サービスなどの事業を通じた地域づくりを行っている「特定非営利活動法人 東北海道スポーツコミッション」についてご紹介します!

■特定非営利活動法人 東北海道スポーツコミッションとは
2016年、元プロアイスホッケー選手の中島仁実(なかじまひとみ)氏と同志により設立されました。

 『特定非営利活動法人 東北海道スポーツコミッションは、「する」「見る」「支える」の観点から、スポーツ・文化活動を愛するすべての人々に対して、道東地域の風土を活かし、国内外の合宿・大会の誘致活動、スポーツや文化活動を通じた人的交流やトップアスリートの育成、様々なスポーツ・文化のスクール活動・広報活動等を行い、競技普及、青少年育成、健康促進活動等を通じて永続的な地域の発展と活性化に寄与することを目的としております。』(HPより引用)

■事業紹介

○合宿所事業×福祉事業~スポーツ合宿施設×就労継続支援B型事業所の運営~
 2022年4月、釧路町総合体育館の向かいにスポーツ合宿施設「Villa ASHIHARA(ヴィラあしはら)」を開業しています。
 こちらは、就労継続支援B型事業所(※1)を兼ねた多機能型複合施設で、障がい者の方が館内清掃や調理補助などの作業に従事し、活躍の場となっています。
 また、放課後等デイサービス(※2)「スポぽい」を併せて運営しており、「スポーツの力を活かした自立支援」をテーマに、障がいのある児童・生徒を支援しています。
 「ヴィラあしはら」は合宿施設として、現在まで延べ50団体847人を受け入れています!

※1 就労継続支援B型事業所・・・一般就労が難しい障がい者などが雇用契約を結ばずに生産活動などの就労訓練を行う事業所

※2 放課後等デイサービス・・・障がいのある児童・生徒(小1~高3)が放課後や休日に通い、生活能力の向上や発達支援を行う福祉サービス

ヴィラあしはら外観
4人部屋内観(2人部屋もあります)
食堂

 東北海道スポーツコミッションでは、ヴィラあしはらのほか、2016年9月から「坂の上会館」を合宿所として運営しています。栄養バランスと満足感を両立した、アスリート食が魅力の合宿所です!
 この「坂の上会館」については、現在まで延べ254団体4,618人を受け入れています!

坂の上会館外観
「アスリート食」のメニュー例

○地域振興事業~フリーペーパー【Sports Magazine Member+Over】の発行~
 釧路の学生スポーツを題材に、大会やアスリートを応援するフリーペーパーを2014年12月から年4回の頻度で発行しています。釧路管内の小・中・高校と釧路市・釧路町の保育園・幼稚園に配布しています。
 アイスホッケーやスピードスケートなどの氷上競技を特集する「Member」と球技や陸上などの夏季競技を特集する「Over」の2部構成で発行されており、創刊翌年の2015年には、「釧路しんきん地域貢献助成制度2015地域貢献奨励賞」、「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2015コミュニティ部門優秀賞」を受賞されました!
※東北海道スポーツコミッション設立以前は「Member制作実行委員会」により発行

Member+Over 2022年12月号(Vol.33)

○スポーツツーリズム事業・人材育成及び競技普及事業
 合宿や国際大会の誘致を通じた国際交流の推進や競技力向上を目指す活動をしています。
 カナダと釧路地域の高校生のアイスホッケー交流試合(日系カナダ高校生アイスホッケー国際交流プログラム)、韓国の小学生と日本の小学生約120名のアイスホッケー親善試合の運営に携わっています。

■鈴木知事(北海道スポーツみらい会議会長)も「なおみちカフェ(地域訪問)」で「ヴィラあしはら」を訪問しました

2022年5月11日の「なおみちカフェ」より

 今回は、「特定非営利活動法人 東北海道スポーツコミッション」についてご紹介しました!
 道内では、様々な団体がスポーツを通じた地域活性化や地方創生に取り組んでいます。
 今後も、北海道スポーツみらい会議ではスポーツを「する・みる・ささえる」様々な活動についてご紹介したいと思います!


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