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「第32回日本ジュニアカーリング選手権大会」が開催されました

 北海道庁スポーツ振興課です。
 2024年3月19日(火)から3月24日(日)に「第32回日本ジュニアカーリング選手権大会」が妹背牛町カーリングホールにおいて開催され、北海道タレントアスリート発掘・育成事業のタレント生のチーム「常呂ジュニア」が優勝したので、その様子をお伝えします。

会場:妹背牛町カーリングホール

出場チーム、予選

 各地域で開催されたブロック予選を通過した男女各8チームが出場し、総当たりで予選リーグを実施し、予選上位4チームによるプレーオフを実施した上で、準決勝、決勝が行われました。

 出場チームには、道で実施している「北海道タレントアスリート発掘・育成事業(TID)」で現在タレント生として育成している高校生4名で構成するチーム「常呂ジュニア」(男子)が昨年12月に開催された第32回北海道ジュニアカーリング選手権大会で準優勝し本大会の出場権利を獲得し出場しました。

常呂ジュニア:(左から)中原、道谷、竹村、木村

 本大会に出場したタレント生4名は中原が2019年、道谷、竹村、木村が2021年に認定され、競技トレーニングだけでなく、フィジカルトレーニングやスポーツ科学の講座などの育成プログラムを受講してきました。
 今シーズンはチーム目標を日本ジュニアカーリング選手権大会の優勝に設定し、チームとして目標達成に向け日々のトレーニングに励んできました。

フィジカルトレーニングの様子
スポーツ科学の講座の様子
栄養学の実習の様子

 予選リーグの結果、タレント生のチーム「常呂ジュニア」が1位で予選を通過し、プレーオフに進出し、プレーオフの結果、「常呂ジュニア」は準決勝に駒を進めました。

試合の様子①
試合の様子②

準決勝・決勝

 準決勝では、「常呂ジュニア」が「札幌国際大学」と対決。第1エンドに「常呂ジュニア」が3点を入れるビッグエンドとなり終始「常呂ジュニア」がリードしたまま最終第8エンドを迎えました。
 「札幌国際大学」は第8エンド途中で、追いつくことができなくなり、コンシード(点差が開いて逆転が困難と判断される場合に、相手の価値を認め敬意をこめて握手を求めて試合を終わらせる)し「常呂ジュニア」が決勝へと駒を進めました。

試合の様子③
試合の様子④

 決勝は「常呂ジュニア」対「チーム藤井」、互いに拮抗した接戦となりましたが、「常呂ジュニア」が第5エンドで2点スチール(後攻優位なカーリングにおいて先行が得点すること)し、最終第8エンドに「チーム藤井」が2点を獲得するも5-4で逃げ切り「常呂ジュニア」が勝利し優勝しました。

試合の様子⑤
表彰式

 大会最優秀選手としてタレント生の道谷陽太選手が選ばれました。
 また、優勝したタレント生4名は日本代表として、本年末に開催される2024世界ジュニアBカーリング選手権大会に日本代表として派遣される予定です。

大会最優秀選手に選ばれた道谷選手

おわりに

 北海道タレントアスリート発掘・育成事業での育成プログラムを経て成長した選手達の活躍を大変うれしく思います。
 また、本大会の開催にあたりご尽力いただいた日本カーリング協会をはじめ関係団体の皆様に、御礼申し上げます。

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