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She is Legend Live Tour 2023 "Extreme Flag" 新宿公演/可憐で太陽と太陽のような2人。

2023年9月30日(土)新宿ReNYで行われたShe is Legend Live Tour 2023"Extreme Flag"に参加してきました。
その参加記録noteになります。
リストセットネタバレ注意。

入場の際にどのように整列するか分からなかったのでとりあえず会場3時間前くらいに到着したのですが外には誰もおらず。
近くにいたスタッフの方に伺ったら開場30分前に整列を始めるとのこと。


事前通販でグッズを買っていたので涼を求めて喫茶店へ繰り出しました。
目的地はマリアージュフレール新宿店。
She is Legend(以下SiL)のXAIさんのオススメの紅茶があるという事で近くに寄った際には伺いたいと思っていた。

が、しかし店に入ってみると既に満席(1階が販売店、2階が喫茶店)。
店員さんに伺ってみるとなんと7組待ちとのこと。

これは流石に待てないと判断して目的の品であったマルコポーロを購入して店を出た。
商品を見てる際に紅茶の香り等々を確認できますとありがたい言葉を頂いたが格式高いオシャレ空間に耐えられずお断りしてしまった、後悔。



行く当てを失ってしまった僕は無目的に会場に戻ることにした。
会場横にある新宿アイランドタワーをフラフラ練り歩いていると地下1階に刀削麺が大きく張り出されている中華料理店を発見、入ってみる事に。

店名はCHINA DOLL。
店員の方もおそらく中国人の方がやっていて店内の雰囲気良し。

注文したのは坦々刀削麺。
刀削麺特有の粘っこさにピリ辛がベストマッチ。
非常に美味でした。

片手に生地、片手に包丁を持って湯の沸いた鍋の前に立ち、生地を細長く鍋の中に削ぎ落としてゆでるやつ

そして迎える開場30分前。
付近にSILグッズを身につけている人が見え隠れしていた。
整列は100人単位でブロック分けして呼ばれた順に入っていくシステムだった。
なんか学生の頃を思い出した。

番号が呼ばれ入場をするために階段を上がっていく(会場が2階にあるため)とまずはチケットと身分証明の確認。
その証明をビジュアルアーツの取締役員である藤井きゅんと思われる人物にしてもらった。
画面の向こうの人と対面出来るとどうしても頬が緩んでしまう。

チケットとドリンク代を渡して水を貰うためにカウンターに並んだ。
これがこの日2つ目の後悔。
ドリンクを無視してそのまま会場に入れば良かった。
前に7.8人が並んでいたのでその分近くで見れたかも知れないのに…。

とはいえ4列目中央付近を確保できた。
そしてこれがこの日3つ目の後悔?になった。
決して悪くはない、むしろ良い位置だったと思う。
所作もしっかりと目認できた。

だが鈴木このみさんとXAIさんは客全員が楽しめるよう舞台全体を使って端までパフォーマンスをしに来てくれてたのだ。
少ない時間だっただろうけれどより近くでお二人を見れた可能性があった。それが後悔?の一つ。

入場が進んでいくにつれて客間の距離も埋まっていく。完了した頃にはすし詰め状態。
身動きに気を使いすぎて始まるまでは正直ちょっとしんどかった。


音が鳴り響く。
待ちに待った開演。

まずは名刺代わりに
Dance!Dance!Dance!
Burn my Soul
War Alive 〜時にはやぶれかぶれに〜
擦り切れるほど聴いた曲だが生バンドでの歌唱は格別。パフォーマンスも相まってテンション爆上がり。まだまだライブ慣れしてない自分は上手く乗れるかなと不安に思うところもあったがそんなものはSiLの前では無いのと同じだった。

そして
muramasa blade
キレの良い正拳突きで鼓舞する予定だったが密度的に厳しかった、致し方なし。
けど2人の正拳突きがカッコ可愛くて最高。

週末のヒーロー
コーラスの少し緩い感じが好きで一緒に歌えて楽しかった。いつかのインタビューでお守りのような歌だと語られていた記憶がある。
嫌だと生まれる事を拒んだ世界で如何なる時もヒーローを戦い続けようとする、めちゃくちゃかっこいいと思う。

オーバーキル
XAIさんが後のMCで語っていた通り鈴木このみさんがめちゃくちゃカッコよかった。
あとayumuさんが担当されているシャウトの部分を2人で歌っていて新鮮で良かった。

シガチョコ
ドラムがバチバチにカッコよくて、より好きになった曲の一つ。
まさに激しく打ち付けられたような気分になる。
単純にメロディに乗れるというところではこの日1番だったかもしれない。


Popcorn N' Rose
鈴木このみさんがMCでリハーサルで初めてやったと語っていたそれでいて本番であのクオリティ。
流石はプロフェッショナル。

放課後のメロディ
曲の前MCでの匂わせで来るぞ来るぞとニヤニヤした。ノスタルジー漂わせるメロディと歌詞、好きです。ラスサビ前のXAIさんからの流れとても心打たれる。
"それじゃあまたね明日"それが必要。
ぼくら宇宙で迷ってしまうから。

あまりに素敵。

Autumn Howl

XAIさんの吐息のような歌唱が神秘的で魅せられた。

"めげてしまいそう、でも頑張らなきゃ"生で聴くとよりエモーショナルで心打たれた。

キミの鼻歌から始まりぼくの鼻歌で終わる。
直接的な繋がりが途絶えてしまったとしても何処か何かしらの形で繋がっている。

余談だが僕の中でこの曲はヘブンバーンズレッドのシャロイベントにかなり侵されていて、シャルロッタ・スコポフスカヤに思いを馳せてしまう。

さよならの速度
沁みた。
同じ"負けないぜ"も色が出てて本当最高だった。

またまた、SiLというよりヘブンバーンズレッドの話になってしまうんだけど、この曲はgoodbye innocenceと肩を並べて欲しいなと勝手に思っている。
どちらも本筋の行間を埋めるストーリーに使われた楽曲だし、楽曲自体も素晴らしいものだと思う。
というちょっとした思想の垂れ流し。


XAIさんの1人MC
これまでのキャリアとSiLへの想いが語られた。
僕はXAIさんもSiLも、ちゃんと輪郭を捉えようとしたのが最近なので分かったような顔は出来ないけれど2つが今の僕の拠り所で居場所になってくれているのは間違いない。

贅沢な感情
バラードは音が少ない分小さな事に気が付きやすい。息遣いであったり、その時その時の表情であったり。
歌声とそれが織りなす空気感に浸れる。
正しく贅沢な感情である。

Heartbreak Syndrome

掛け合いって熱くて良いよね。
ぶつかり合う熱気が、観客席まで溢れて出て来るような感覚。 

激しさと哀愁を両立する不思議な曲。

テンション上がりすぎてハンドクラップが出来なかったことが少し悔しい。

ありふれたBattle Song

めちゃくちゃ楽しかった。
青春の一頁を体験できた気分。
ボルテージMAXで脳みそから幸せ成分が分泌されまくりでおかしくなりそうだった。

アンコール

死にゆく季節で君は。

この曲は初めて聴いた時から大好きで生で聴く事が出来て良かった。
原曲はキミとの別れを経て一つ歩みを進める歌に対して、SiL verはキミの手を引いて共に時を刻む歌。

SiLの魅力に触れることが出来る曲だと思う。

サビ前の"キミだけが"にも色が出ていて好き。
鈴木このみさんはキミへ手を差し伸べるように、
XAIさんはキミへの思いを搾り出すように。

"高速で食べちゃう"ここが本当に好き。
爛漫さや可憐さを感じる共にその根底にある力強さや意思の強さをそこはかとなく感じる。

そして“隣に潜り込んでいつまでもぬくぬくしていたかった“
ここがまた良い。
今や死語と化しかけてる萌えという言葉を引っ張り出してしまうほど良い。
月歌と可憐が並んでも、XAIさんと鈴木このみさんが並んでも相対的にXAIさんが男性性を担うように感じているんだけど(XAIさんはもちろん奇麗で、カッコよくて、可愛いです!!)、そのXAIさんが鈴木このみさんに体を寄せ寄り添うパフォーマンス、この上無いです。

起死廻生

2人が向き合って掛け合いをしていると劇的というか、なにか物語の住民に見えてくる。
それだけ特別なものに写った。

巡り巡って別の誰かになってもキミはキミでぼくはぼく。キミを忘れても千の夜を越えて永遠を数えても同じ息を吸い、たまにふざけ合う奇跡を選ぶ。
そしてそこまでの歩みを語らうそれが魂の仕組みなんだと思う。
それだけが生まれてくる理由で充分だろう。

ちょっとズルすぎではありませんか麻枝さん。

goodbye innocence

この曲の最強タッグ感たまらんよね。

鈴木このみさんのロングトーンヤバすぎる。
これに7.8割持っていかれてしまった。
度肝抜かれたわ、あれは。
なんというかあれはすごい、うん。


いつまでも続いて欲しかったけれどここでお終い。

XAIさんの"えー"で始まり終わるMC。
鈴木このみさんにもツッコミを入れられていた、
お茶目ポイント高すぎる。
そして2人揃ってやったぞ?行くぞ?のポーズ。
素敵でした。


Xで投稿されていたライブ後の集合写真には
自分の満面の笑みが写っていた。
ああ、特別な時間だったんだなと感じられた。

本当に楽しい時間でした。

次は体感出来るのは札幌公演。
新宿公演で聴くことが出来なかった曲が聴ければ良いな。

そして今確保出来ているSiLライブツアー最後の公演になる。

全力で楽しむぞ!!

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