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SawanoHiroyukiBillboard Live 2023大阪公演/品格漂うステージに降り立つ三者三様の歌姫。

2023年12月10日(日)にBillboard Live 大阪で行われたSawanoHiroyukiBillboard Live 2023大阪公演1st stageに参加してきました。
その感想noteになります。
セトリ等々ネタバレ注意。


見覚えのある可愛いやつ


SawanoHiroyukiBillboard Live 2023大阪公演

澤野弘之さんのライブもBillboardでのライブ観賞も初めて。


今ライブの目当てはXAIさん。
先着発売頃にライブがあることを知って、
何とか行きたいなと思っていたが見事に敗北。
しかしライブ二週間前くらいにSNSでチケットがまだ買えるという情報を目にして滑り込みで手に入れられることが出来た。感謝。


澤野弘之さんの事を認識したのはキルラキルだったと思う。第3話でBefore my body is dryが流れた時に鳥肌が立ったのを覚えている。 

大阪へ夜行バスに乗り向かった。
午前8時頃着で開演まで時間があったためプチ観光をして現場に向かう。
関西だとホームドアがロープで賄われていて驚いた。

会場建物付近までは順調に辿り着いたがそこから20〜30分入口に迷ってしまった。次からちゃんと調べて行かないといけないね。多分忘れてるけど。

先行物販を購入するために列に並ぶ。
ロビーで行われたのだがリハーサルの音が大丈夫なのかと思うくらい漏れ出していた。
スタッフの方もなんとか聞こえないようにとBGMを流していたがあまりの音の大きさに諦めたのかBGMを止め物販対応スタッフを増やして早く会場の外に出すように努めていた。

パンフレットとCD先行予約。
XAIさんがボーカルを担当している"DARK ARIA<LV2>"楽しみだ。

ライブ前に見るのは注意が必要かも。


会場に入るとそこにはジャズバーのような光景が広がっていた(ジャズバー行ったことないけど)。
まさに敷居の高いオシャレ空間。
元々感じていたアウェイ感がより一層深まってしまった。

自分の席はC2-3
伝わるか分からないけれど野球場の立ち見席みたいな感覚。角度的にはほぼ正面で表情もなんとなく見えたので満足。

ここ

座席に着くと、ドリンクとフードのメニューと
澤野さんに関連するチラシが数枚、山折りにしてあるメッセージカードのようなものが置いてあった。
メッセージカードは下記の内容だった。
ライブ中にお客さんの中から1人を指名して3曲の中から1曲選んでもらいリアレンジして披露する。

XAI           『StarRingChild』
SennaRin  『melt』
mizuki       『cry』

(現物が何故か見当たらなくて、もしかしたら間違えているかも)

自分の目は視線誘導されたかの如くXAIという文字列にフォーカスされた。
『StarRingChild』といえばご本人のYoutube channelにカバーをアップロードしていた。
何度も耳にした曲だ。
もし機会があるのならば是非聴きたい。

もし自分が指名されても良いように心の中で呟く。
良し。大丈夫なはず。


開演まで飲食メニューを眺めながら時間を過ごした。タイミングを見計らってウェイトレスさんにビールとジャーキーを注文。
これがこの日の1番の失敗。
よくよく考えてみると当然だが1時間足らずの時間に300前後の人間が一斉に注文したら時間がかかる。
そのことを考えずに開演10分前に注文をしてしまった。ライブ中良いところでジャーキーが席に届き、ビールは閉演しても何故か来なかった。
切なく少し悲しい気分になった。
自分が悪いんだけど。



開演共にバンドメンバーの方々が入場した。
澤野さんは最後に真っ白なスーツを着て登場。
その登場ルートに驚きを覚えた。
観客席の隙間を縫うように壇上に上がる姿を見てその近くの席の人は嬉しいだろうなあと少し口角が上がった。

赤線がステージに上がるルート

今回のライブでは三人のvocalistが参加していた。
SennaRinさん、mizukiさん、XAIさん。


最初にSennaRinさんが登場した。
SennaRinさんはBLEACHのed曲"最果て"で認知した。
BLEACHでセンナってマジかよ!と思った記憶がある。
もう何万回と擦られている話だと思いますが、BLEACHの劇場作品『BLEACH MEMORIES OF NOBODY』に登場するオリジナルヒロインの名前が茜雫(せんな)と言うんです。僕はこの映画も茜雫も好きなので勝手に嬉しくなりました。
ちなみに名前の由来と茜雫は全く関係ないそうです。

話が逸れました。

印象的だったのは最果てとmist。

最果て
聞き覚えのある曲も生バンドで聴くとひと味違う。
篝火の揺らめきを感じるような曲だなというイメージを持っていたけど電気が走るようなサウンドに変わって会場が温まった感覚がした。

mist
透き通る様な声なのにその輪郭はハッキリしていてる。祈りを捧げるような歌声に魅了された。
上品で優雅な会場に溶け込まれたかのようだった。

次にmizukiさんが登場した。
mizukiさんは今回参加するにあたって初めて歌声を聴いたのですが一本筋が通っているような芯のある歌声が印象的。


強く残っているのはA/Z、e of s。

A/Z

身体を揺らしたくなるメロディを彩る高潔で綺麗な歌声に浮遊感を感じた。
ライブ前後で1番好きになった曲かも。
気がついたら何回もリピートしてる。

e of s

囁くような歌い始まりから堰から溢れ出るかのようなサビに心を高揚させられた。
会場に響く歌声は一瞬時間を切り取られたかのような感覚を覚える。
とにかくサビが凄くカッコいい。

そしてXAIさんが登場。
エレガントでシックなドレス。
髪を下ろしていて"live and die"のCDジャケットを
少し派手やかにしたようなヘアスタイル。
この日のXAIは気高くも柔らかさを持った美しい女性だった。

まずはLEMONADEを披露。

聴き心地の良さと強さを感じる歌声とリズミカルに身体を叩き上げられるような音が耳に届いた。
自然に身体が動き、空気も軽くなったような気がした。

次にEGO。
ワンマンライブでも歌唱されていた曲。
先程までとは打って変わって情緒的な歌唱。
込められた想いが胸に染み込んで心の臓まで到達するかのような感覚に陥ってしまう。

最後Light your heart up。
XAIさんの口から度々語られた曲。
その度に聴きたいなと思っていてそれが叶った。
自分としても以前から聴いていた好きな歌。
歌詞もメロディも歌い回しも軽快、それでいて安心感を覚えることができ、心が軽くなる。

少し緊張感が漂う会場全体を和らげるような明るく晴れやかな歌声とパフォーマンス。XAIさんの弾ける表情と歌声に五感を奪われた。

客席を扇動する姿はまさに象徴的でその場で最も輝いていた。体感すればするほど想いが募ってしまう。



MCで例のリアレンジ企画が行われた。
澤野さんから会場内にクリスマスもしくはクリスマスイブが誕生日のお客さんがいるかと問われ、1人該当する人がいた。確か左エリアの方だったと思う。
選ばれたのはSennaRinさんの『melt』

可能であれば『StarRingChild』をお聞きしたかったがライブとは一期一会なもの。

リアレンジは即興で行われ事前に打ち合わせをしてない旨が語られた。
おもむろにギターを弾き出し、「そう、そんな感じ」と合わせている間にSennaRinさんが音に合わせて歌い出した。澤野さんももう始まっちゃったよと言いつつも対応をしていた。
提案をされて即座に形にするのも、それに追随するのも実に見事で魅入った。

『melt』はバラードでしっとりした曲だというイメージがあったので、アレンジ次第であれ程かっこいい曲に変容するのだなと思わされた。


最後の曲はクリスマスがコンセプトのライブということで"ChristmasScene"がSennaRinさんとmizukiさんによって披露された。

演目が全て終わり演者の方々の挨拶で閉演。
オーディエンスのアンコールを望む拍手もアナウンスによって散っていった。


最後の挨拶する時XAIさんがわちゃわちゃしてて可愛かった。


公演時間は1時間くらいだったと思う。
かなり緊張感を持って参加したライブだったが、
すっかり絆され楽しむことが出来た。

次は東京公演。
どんなライブを体感出来るか楽しみだ。


〜おまけ〜 関西プチ観光


明石市立天文科学館


She is Legend巡礼

サイポート全国グルメツアー(買えなかった、、、)

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